あなたはテーマの奴隷ではない

「これってテーマは家族?」
ヴィム・ベンダースの「パリ・テキサス」を観たあと、友人が言いました。
テーマを探すのは見る人の自由ですが、おそらくヴィム・ベンダースは恐らく「テーマは家族だ」と思って映画を撮らなかったでしょうし、そもそもテーマを伝えるために映画を撮ってはいないと思います。

端的に言えば、作品はテーマを伝えるための手段ではないのです。
作品はあくまであなたが「これがすてき」と思えるシーンを現実の上に再現するための方法です。テーマが何かしらあって、それをどうしても伝えたいのなら、観客を集めた時にチラシを配ればいいのです。
いや、テーマありきの演劇や脚本を否定するわけではありません。社会問題を告知するための方法として演劇や映画を用いることもよくあることです。でも、もしあなたがそう言う制約の下でなく、自分の想像力と創造力を可能な限り自由に使いたいなら、そしてそれによって見る人を楽しませたいなら、テーマなど必要ありません。
あくまであなたが人に観て欲しい、共有したいエピソードを積み重ねること、それらのエピソードどうしがスムーズにつながるように整理すること、それがあなたの仕事だと思います。だってあなたは自分の想像力を出力するのが役割で、(他人が設定したものであれ、自分が設定したものであれ)テーマを再現するための奴隷ではないんでしょ?

ただし方法論として、自分の想像力を人に見せるだけで、他の人が見てもおもしろいものになるのか?という疑問はあります。
それについては近日説明します。


あなたはテーマの奴隷ではない」への4件のフィードバック

  1. Soma sun pilates.

    Soma cube. Soma plant. Soma next day delievery. Soma to florida. Addiction to soma.

  2. Lipitor 40 mg.

    Lipitor anxiety. Lipitor side effects walking walking. Lipitor and grapefruit. Blood counts and lipitor. Lipitor memory loss. Lipitor.

  3. No prescription wellbutrin.

    Anxiety and wellbutrin. Wellbutrin in australia. Wellbutrin. Lariam and wellbutrin.

コメントは停止中です。