道を聞かれやすい人

札幌市営地下鉄不思議列伝、2人目です。
どういう訳か「よく道を聞かれる人」は存在します。私もそうだと自負する一人ですが、先日新札幌駅で見かけたおじさんは、東南アジア系と思われるお兄さんに、札幌行きの列車はどれだと聞かれ、その直後、別の今度はインド系と思われるお姉さんにも同じようなことを聞かれていました。
しかも、はじめのお兄さんにはせっかく教えたのに「サンキュー」ともいわれず、あとのお姉さんにはやたらと荷物をぶつけられ、当然謝りもされず、かなりぞんざいな扱われ方。
おじさん、ちょっとムッとしていましたが、今度は日本人のおばあさんがやってきました。

地下鉄のホームなんですが、JRの新札幌駅に行きたいと言われ、説明してもよく理解されなかったのか、とうとう手を引いて案内まで。
おじさんはせっかく買ったキップを払い戻し、JRの入り口まで5分ほどおばあさんの手を引いて、キップも買ってあげ、改札機に通してあげました。おばあさんがよくわからないと言うので仕方なく自分がそのまま改札を通り、またおばあさんのご要望通り、代わりにJRに乗っておうちまで行き、おじいさんのご飯をつくってあげたそうです。