手元にやってくるかんじ

今日は札幌に行きました。毎日雪に囲まれた中で机に向かっているので、気分転換です。本屋さんが好きなので、札幌に昨年できた大きなツタヤに行ってきました。

残念ながらあまり大きくなく、本の数は近くのコーチャンフォーのほうが圧倒的に多いのですが、コーヒー屋さんが素敵でした。森彦なんですね。円山の。でも雰囲気はまったく違っていて、こちらはモダンなインテリア。ぼくは喫茶店の大きなテーブルが好きなのですが、そういうのもありました。もちろんコーヒーも美味しいですよ。

なんとなく、こういうスケッチをしました。いつも通りと言えばそうなのですが、線が歪んでいてもOKで、むしろ要素はできるだけシンプルにして、カップなりミルクなりが「ある」ということを描ければよいと思いました。

さて、ここでふと思いました。

「同じ描き方で花を描けないかな」

クリスマスローズです。今までスケッチしてきたクリスマスローズの、要素を減らしながらシンプルに、それでいて「ああ、そこにあるね」という感じになったかと自分では思います。うれしいですね。今まで僕に対してちょっとだけよそよそしかったクリスマスローズが、手元にやってきた感じがします。

これが絵を描く楽しさなんだなあと思います。