共通一次テスト

センター試験でしたね、今日は。かつては共通一次というものがありました。もう遠い昔ですね(笑)。美術の世界では、美大に入るときが一番絵がうまいと言われるらしいですが、普通の大学生だって、多分大学に入る頃が一番頭がいいですね。そのあとは専門的になるのと、緊張感がなくなるのでどんどん頭の中がゆるくなります。

よく「藤川さんは美大出身なの?」と聞かれますが、僕は美大は出ていません(笑)。そんなことはございません。デッサンなんてひどいものです。スケッチ教室をしたら、僕より上手な方が生徒として参加されたりします。

そういう中で、僕が参加者の方より違う点があるとしたら、植物について関心が高い、そして描くのが楽しい、という2つに尽きます。

たぶん絵について悩んでいるみなさんは「絵はこうあるべきだ」みたいなものに縛られすぎているんですよね。でも、そういう「べき」を教えた先生って要するに絵で食べられなかった方なので、問題は余計に厄介です。鬱屈した人は他人に鬱屈を要求しますから。これは先生に限ったことではありませんが。

さて、今日のスケッチ。「ズミとマユミ」

拾いものスケッチです

ズミとエゾノコリンゴのちがいって難しいですね。まあ、ほとんどズミだし、ここはズミでいでしょう。

ではまた明日(たぶん)。みんながセンター試験で100点が取れるといいですね。