ヘレボルスの葉っぱ

去年からヘレボルス、つまりクリスマスローズの原種の葉っぱって描いたら面白いなあと思っていたのですが、昨日はその機会をもらいました。

花の時期ではなくて、その後の葉っぱの時期にスケッチしたら、もっとたくさん描けそうです。こういうスケッチってけっこう楽しいんです。同じクリスマスローズでも、どうしてこんなに葉っぱが違うんだろうと感心します。植物って面白いです。

ところで来週火曜日から、上野ファームさんでの展示の後期が始まります。

プラスアルファで展示するものを考えておりますので、ぜひお越しいただければと思います。前期いらっしゃらなかった方も、いらしていただいた方にも楽しんでいただけるように考え中です。

ちなみに1月14日、26日、2月9日は会場におりますので、皆さんのお越しをお待ちしております。

二度目のお客

この冬は裏に来る鳥が少ないので、桜の木にリンゴを5切れほど刺しました。

それが年末のこと。

ちっとも誰も来ない。

それが年が明けて一昨日、やっとヒヨドリが2羽きました。

「よく宣伝しといてね」とお願いしたのですが、それが効いたのかそれとも効かなかったのか、今日やっとまた2羽来ました。ようやっと二度目の客です。

SCN_0009できれば都会でも見られるヒヨドリじゃなくて、山の鳥が来ないかなあと思ったのが気に障ったのでしょうか。彼らが飛び立ったあと、枝の下の雪にいくつもの穴。ほとんどのリンゴはズボッと落っこちてしまったようで、残ったのは1切れだけ。

明日はそれに誰か来ますように。

ユルさとつめたさと

ちょっと大阪に帰省していました。

大阪は空気がユルくて休まりました。住んでいたのは二十数年前になりますから、新しくなった梅田の地理がまったくわからなくなりました。でも本屋とか雑貨とか自分の好みの店も多くなりました。岩見沢ではほぼ存在しない書店をはしごして(どこに行っても品揃えは同じなのに)、堪能しました。

グランフロントのスタバから

グランフロントのスタバから

とはいえ、戻ってきたら戻ってきたで、雪の中の冷たい空気に気持ちが引き締まります。「やっぱりこうやないとあかんな」などと、結局どっちでもいいんかいな、ということではあります。

 

自分がサボらないように予告しておくと、日々のブログとは別に、今後このサイトの中にガーデニングや庭巡りの情報を加えていこうと思っています。雑誌だと情報発信が短い期間で終わってしまうので、アーカイブしておくべきことが残らないなあと考えているからです。

ありがとうございます

あけましておめでとうございます。

無事2014年の正月を迎えられたのも、ブログを見てくださる方や応援して下さる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

今年もいろいろよろしくお願いします。

SCN_0001

ズミの実

町から離れた林の中では雪の上に今年と来年を分ける線は引かれておらず、今年もそばを食べる以外は普通の夜となりそうです。

SCN_0814久しぶりに歩くスキーを履いて、除雪が入らない公園の駐車場まで行きました。

だいぶしわしわになったズミの実がたくさんぶら下がっていました。

その横で、私が引っ越してきた時からずっと時刻がずれっぱなしの大時計が、今日も堂々と1分刻んでいました。

緊張感

ちょっともめたみたいです。↓

SCN_0813でも、すぐに何でもなかったかのようにほぐれるのが、ネコのいいところです。

バスはスバらしいらしい

久しぶりにバスという乗り物に乗りました。

栗沢までのバスの中

栗沢までのバスの中

乗り物は好きです。田舎を走る鉄道とバスには同じテンポがあり、それに揺られているとリラックスします。

すると何の偶然でしょうか。図書館に行くと平田俊子さんの「スバらしきバス」というエッセーが並んでいました。

そんなことを体験できるのも、バスならではだ。カフェだとこうはいかない。寝ている間にカフェが移動し、目が覚めたあと窓の外を見たらそこは知らない街だったなんて話はあまり聞かない。(三つ目の駅)

そう、乗り物は喫茶店よりくつろげる。いや私にとっては世間でリラックスの場所とされる喫茶店や温泉はむしろ気を張るスペースです。

この本の中にはこうしたゆるい雰囲気の、バスにまつわるエッセーが21篇収録されていて、乗り物好き、バス好きとしては共感してニヤニヤする本です。正月に帰省する時に読もうと思っているのですが、もしかすると明日一気に読み終えてしまいそう。

どうやらバスは私が感じていたよりもスバらしいらしいです。

そういえばこの平田俊子さんの詩集「(お)もろい夫婦」を15年くらい前に買ったことがあります。これも面白かったなあ。