田中光花園&かきつばたベーカリー

24,25日に展示させていただく、かきつばたベーカリーさんにおじゃましました。
とてもミニマルな店舗で、必要最小限、というのがとても私の好みでした。ご夫婦もとてもやさしい雰囲気で、なおかつ「なんぼでも売りまっせ」ではなく、「売り切れ御免」という形で経営しているのだとか。人気があるのもわかります。

お店はご両親が経営しておられる田中光花園さんの敷地にあるのですが、こちらのご夫婦がまた植物好きオーラ全開。お店の品揃えや、庭に植えられている植物の様子を見ればわかります。売れるものより、自分がいいと思うもの。
デザインうんぬんより、とりあえず植えたいように植える。 いいですね。

庭の取材を重ねていると、ともすればいっちょまえなことを言ってしまいがちですが、こういうパワー全開なお店&庭を拝見すると、すいません、という気持ちになります。

帰りを急いでいてスケッチはしなかったので、昨日のバラ園から。

つるバラ。コロニアルホワイト colonial white

English rose  ‘James Galway’

展示の販売のイベントなどご案内

コテージガーデンで。テキセンシスでしょうか。

暑いですね。昨日のコテージガーデンさんでは、たくさんクレマチスが咲いていました。

今日、うちでは猫どもがプール帰りの小学生のようにドゲーンと昼寝をしておりました。

さて8月から9月にかけて、毎週イベントがございます。

8月24,24日…カキツバタベーカリー(札幌市南区川沿4条3丁目4-15)でイラストなどの販売(藤川おります)

8月31日…コテージガーデン(月形本店)のトマトイベントでイラストなどの販売(藤川おります)

9月7日〜10月6日…十勝千年の森(清水町羽帯)でイラストとスケッチ展

9月8日…旭川北彩都ガーデン(旭川駅の裏)でミニトークショーと初心者向け写真教室

9月14日…いわみざわバラ園でトークショー(詳細未定)

自称「個展芸人」です。

夏の北海道らしい週末

日ざしはあるけど蒸し暑くなく、風も通るという、とても北海道らしい週末でしたね。
スイカを食べたらすごくおいしく、大げさかもしれませんが、「至福のとき」という感じでした。

アナベル。押谷農園で。以下同じです。

フロックス パニキュラータ。描いてみると花弁がムニョっとして意外に(?)かわいいです。

フキ。とても存在感がありました。

トウキビもトマトもおいしく、鳥はさえずり、空は青い。言うことないですね。

モナルダと羊蹄山

今日は真狩村の「空(くう)の庭」に行きました。
昨日は偶然にも知り合いの方々が沢山いらっしゃったそうですが、今日は静かな庭でした。
とスケッチをさせていただいたのはほんの少しの時間で、とある出版社から急ぎの用件が入って戻ることになりました。
滞在時間2時間半に対して運転時間が往復5時間半なので、新千歳ー羽田日帰りくらいの贅沢感です。
途中、ノリウツギがいっぱい咲いていました。

Echinops and Gaura ルリタマアザミとガウラ
羊蹄山とモナルダ Monarda and Mt.Youtei

とりあえずラタトゥイユ

ラタトゥイユってね、言いにくいですね。
「隣の塀にラタトゥイユを立てかけたのは坊主が屏風に上手にラタトゥイユの絵を描いたから」。
ほら、言いにくいでしょう。

そんなことと関係なく、この2日ばかり平日の炊事担当の私としてはラタトゥイユにはまっています。夏野菜もそうでない野菜も、とにかく切って鍋に入れるだけ、というのがすばらしい。炒めものみたいに急ぐ必要がないので気楽です。
しかも夏野菜のほとんどは、デメンさんをやっている妻が出荷できないものをもらってくるので、経済的というのもナイス。
もう、今後は献立にこまったら、とりあえずラタトゥイユです。

さて午後はバラ園のNPOに納品。その途中の景色

ソバ畑。盛りは過ぎたけど、まだきれい
ガートルード ジェイキル Gertrude Jekyll

Chaucer

ハイブリッド ルゴサ HRg

本州の人間が北海道に移住して思うことはたくさんありますが、夏になると蚊のスピードのちがいについて考えます。
北海道の蚊はちょっとスローモーですね。わりと叩きやすい。それににっくき白と黒のマダラのやつ(速くてササれるといちばん痒い)がいないのも幸いです。
そう言いながら、昨日は昼から足元を三箇所やられましたが。

そのあと、バラ園に行って主にハイブリッド・ルゴサをスケッチしました。
シュネーコッペはないかと探したのですが、ポラリスはありました。

Rugeld(HRg), Polareis(HRg)

ハイブリッド・ルゴサのバラは、まさにハマナスっぽい葉っぱをしているものが多いですね。遠くからでも「あら、あなたあの人の親戚でしょ」と言ってみたくなります。

そして白い花のもの(シュネーコッペとかポラリス)は、妙な冷たさがあるように感じます。性格という意味でも、体温という意味でもまさにクールな空気が花から漂います。
たとえていうなら、ロッキー4で相手方のセコンドに立ったブリジッド・ニールセンのような。あ、余計にわかりにくいですか。
つまり氷のような感じです。
私はこういう白さは好きです。

そして、描いている姿を目撃されていたようです。
私も「KWHRさんみたいな人がいるなあ」と思っていたのですが、まさにご本人だったのですね。

バラ園での展示、無事終わりました。ありがとうございました。

今月6日から昨日まで開催していました、いわみざわバラ園での「藤川志朗バラのスケッチとイラスト展」ですが、ぶじ終了いたしました。
いらしていただいて皆さん、本当にありがとうございました。

ちょうどバラサミットの開催、またバラの花の見頃と重なり、多くの方に私の絵を見ていただけたのは、ほんとうに嬉しい限りです。

今後も、バラ園内の色彩館などでイラストやポストカードの販売をさせて頂く予定です。

たいして体力も気もつかっていないにもかかわらず、なぜか今日はあまり頭が働かず、休養日のような日でした。

wheat 麦

 ようやく麦を描く時間と気持ちの余裕ができました。

Verbena hastata バーベナ・ハスタータ