たぬきって…

今日は私ではなく、奥さんの話。

妻は時々、山のトレーニングとして近所の雪道を荷物をしょって歩いています。
昨日もそれで歩いていたら、道の向こうからなにやらモコモコしたものが、ひょっこりひょっこりこちらに向かって来ました。

下を向いているらしく、その動物はこちらに気づかないまま接近。
2〜3mくらいのところで初めて目があいました。
相手は「ハッ」とびっくりした顔をして、あわてて横の斜面を登っていったそうです。
たぬきでした。

たぬきなので斜面を登るといっても決して速くはなく、一生懸命だけどちょっとどんくさい感じ。

…さすがたぬきです。
それにしても、そんなどんくささで、先祖代々どうやって自然の中で生き延びてきたんでしょうか。
キツネやシカの用心深さや鋭敏さに比べたら…いや、うちの猫だってもっと用心深いような。
それでも生きていけるんだから、さすがたぬき。
機敏さや賢さだけが全てではないという意味では、ちょっと尊敬の念さえ覚えますね。

いよいよ週末から

吹雪も去って(それにしてもひどかったですね)、今日から気温がプラスになるみたいです。じゃんじゃん遠慮せずに溶けていただきたいものです。さてこちらのブログこちらでもご紹介頂いているように、 16日土曜日からいわみざわ公園色彩館で、スケッチを展示させて頂きます。

まあ、日頃描いているものを出すだけなのでいいものも悪いものも含まれているかもしれませんが、そのへんはご愛嬌で。いや、いちおうは選びましたけど。
だいたい60枚くらいです。

ストーブ様のもとに集うネコ
睡眠教の教祖様は本を持ったまま眠っている

今回はネコとか妻のスケッチはなしです。
いちおう、バラと野草のスケッチ展、ということになっているので。

 

睡眠の教祖さま

「眠れない人は我がもとに集うとよ〜い」
「教祖様、どうすればよいのでしょうか?」
「こうしたまえ、布団をかぶって、ばたっと」

「おお〜ほんとだー」
「せっかく開いた本を1ページも読まずに寝てしまったー!」
「まだ9時になっていないのにー!」
「しかも毎晩だー」

オオバナノエンレイソウとニリンソウの自生地 ーはがきサイズの庭その1

5月半ばくらいの十勝では、あっちこっちでオオバナノエンレイソウが咲いてますね。林の中ではニリンソウも同じ時期に咲いていて、どちらも白で、圧倒されるくらいの数が咲いてます。
宇宙の銀河と星のようで、どうにか形にならないかなあと思いつつ、ポストカードにざっと描いてみました。

クリはまさにマロン

今が一番、冬芽を描くにはいい時期です。

  • 積雪があるので、高い枝が間近で見える
  • 気温が0度前後なので筆先が凍らない
  • 芽がふくらんできている

そんなわけで、やっとクリを描くことができました。うちは「栗沢」っていうくらいなので、あちこちで秋にクリが落ちているのは見るんですが、冬になるとわからなくて…。

使っている図鑑は冬芽の写真はあってもサイズが載っていないので、シナノキとどうちがうのかいまいちだったんですが、いったんわかるとまちがえようがないくらいちがいます。

頂芽が丸くてコロッとしていて、なんというか、まさに「マロン。」という感じです。あくまで感じですよ。

「何見てんの?」「これ、テーブルに上がってはいけません」