わからないひとはわからなくてもいい、のか?
ゴミを捨てに行く途中、キツネの足跡が2頭、対で100mくらい道路の上についていました。兄弟だったんでしょうか。
ツバキ。昨日、いわみざわ公園の色彩館で |
このところ、その趣味の人にしかわからない世界と、それに興味のない人とのちがいについてよく考えます。
例えば、庭だったら愛好家の方は花は淡い色でトーンを揃えたりしますが、そうじゃない人がそれを見ても花があるように見えなかったり。
花だけじゃなく、陶芸とかワインの世界もそうなんですが、このへんは「わからないひとはわからなくてもいい」ところです。でも花はそうはいかないことがあります。
私営の観光庭園なら「わからないのに来た人も悪い」ことがあるかもしれませんが、パブリックな公園では難しいですね。かといってベタすぎてもだめだし。
単語で言えば、アートか、エンタテイメントか。
演劇の演出をやっていた時の経験で言わせてもらうと、やり続けているとどんどんエンタテイメント性を排除したくなるんですね。それでお客も減るんですが。
でも、あとでわかったのは、エンタテイメントをつくるほうが、アートを追求するよりずっと技術的には難しいということです。だって、アートは自分とだけ対話してればいいですから。
他の人からどう見えているのか想像したり、意見を聞いて修正する人のほうがいいな、と思います。
ネコ基地
言わんこっちゃない。
昨日の夜は札幌から帰る途中で猛吹雪。うひょー。バスにしてよかったです。といっても、高速道路が江別で通行止めなので、そこからは下道。
あとで見たら、JRは止まったらしいので、バスにして正解ではありましたが。
(それにしても、バスの運転手さんは前が見えなくても突っ込みますね。こっちがドキドキ。さすがプロ)
バスを降りて、自分の家までの運転がまた心臓バクバク。
道路と歩道の境を示す、光る矢印(名前はなんて言うんですか)がなければ帰れなかったです。あれがない昔は、皆さんどうしてたんですか?
今朝も今朝で、玄関を開けたら「うひょー!」っていう量の積雪。
お天気の神様は、結局春までに帳尻を合わせるつもりらしいです。
いいんですかね
昨年とちがい、ここ岩見沢栗沢では雪があまり多くありません。昨年が多すぎたのかもしれませんが。
でもいいんですかね。
なんか悪い気もしますが。なんでかな。
ここ3週間ばかり、扉を開けた瞬間「うお!」となったことはないです。せいぜい15センチ、今日なんか5センチもなかったような。
いやまてよ。
こないだも、「雪が少ない」と書いた翌日に、ひどい吹雪で危うく事故りそうになりました。
明日は平穏だといいのですが。
札幌で講演をさせてもらいます。えらい話はできませんが、笑いは取りにかかります。関西人なので。
私は植物やガーデンデザインの専門家ではないので、「こうあるべきである!」とは言えないので、「それでOKじゃない?」という話をします。
三者三様の、クッションへのもたれ方 |
いわみざわバラ園でスケッチ展します
- 3月16日〜31日 ただし17,20,23日はクローズです。
- 9時〜17時
- 岩見沢市志文町794 いわみざわ公園 色彩館
- 入場無料
- バラや宿根草、うちの近所の野草のスケッチを中心に数十点、展示。ほかイラストも少し。
- 展示物の販売、ほかポストカード等グッズも販売
ここのバラ園では、初夏から秋は週に3回くらい通ってスケッチをさせてもらっています。
バラ園のガーデナー、イシワタさんのブログでもご紹介いただいております。
私は週末はできるだけいるようにします。ほか平日もちょいちょい。前もってご連絡いただければ、合わせて会場に参ります。自宅から車で15分くらいですから。
岩見沢インターを降りて5分もかからない場所です。
ぜひお越しくださいませ。