一定の距離

うちの周りには時々遠くからよその猫が散歩しに来ます。でもここ1年くらいは同じ黒い猫を見かけることが多いです。小さくて足も遅いのですが、かなり警戒心が強く、声をかけても逆に遠くに走り去ったり、道端の側溝に隠れたりします。

今日もランニング中に見かけたので声をかけたら、ぴゅ~っと逃げてしまいました(決して速くない速度で)。こちらは走っていたのですぐに追いついたのですが、「時々馴れ馴れしく声をかける、あのおっさんだ」と認識されたのか、道の端でじっとして、僕をやりすごしました。

その時の彼を思い出しながら描きました。

視線の先にいるのは僕です。決して心を許さず、警戒心と一定の距離をキープ。ちょっと腰を引きながら、いつでも走り出せる体勢(笑)。

その後はたぶん家に帰ったんだと思いますが、彼の家は1.5kmほど先。短い足でよく遠くまで行くもんだなあと思います。

ではまた明日(たぶん)