人の顔って難しい

いま、ご依頼で人の顔を描いています。正確に言うと、ご依頼を受けるかどうか決めるための練習をしています。簡単に言うと、描けそうならお受けしたいけど描けなさそうならお断りしようと思っています。

そもそも僕は植物のかんたんな絵しか描けないので、人の絵が描けません。だからそういうご依頼は全部お断りするか、「似ていなくてもいい」という条件付きでお受けしています。

でもいつかは人の顔を描けるようになりたいのです。

もちろんただ描くだけじゃダメで、自分なりの描き方を発掘した上で描きたい。でもその描き方って、どうやら今までの植物の描き方が通用しなさそうなのです。違う形での本質の捉え方、表現の仕方がないと。

で、今も写真を見ながら練習していたのですが、ただの「写真の写し」を一生懸命描いているだけですね。時々スケッチに関して言いますが、「描かされてる」状態です。そうじゃなくて大ざっぱにでもいいから形を捉えて落とし込めたらいいのですが、人の顔って、ちょっと目とか眉とかの位置がずれると全く似ても似つかない人になってしまうんですよね。

…問題は植物ほど数をたくさん描いていないことでしょう。このへんは冬の間の宿題だなあ。似ていなくても怒らない方、スケッチさせてもらえませんか(笑)。いや、正面向かって描くとこちらのほうが照れるからやっぱりいいです(笑)。

ではまた明日(たぶん)