どうやったらシンプルに描けるか

花は細かいパーツの集合なので、どうしても細かいタッチが多くなります。そういう作業が続くと、「もっと大きく手を動かしたい!」という衝動に駆られます。そして絵はやはりシンプルにしたいなあといつも思っています。

先日のゾウはその一例ですね。ああいうふうに大きな面を塗る作業は植物ではありませんし、何よりあれは「本当のゾウ」をかなり自己流にシンプルにしたものです。あれくらいシンプルにできて、なおかつ絵として成立するものはないかなあと、今度はキリンを描いてみました。

キリンと三日月

ゾウに比べるとパーツが増えますが、これくらいならいいかも。三日月に舌を出す、というのもちょっと面白い気がします。

さて、そろそろ春の各方面の展示に向けてイメージ画像を用意しないといけない時期になってきました。各展示会場の告知担当の方が、自社のサイトやチラシなどに掲載するための画像データですね。

ところが困ったことに、1月2月は依頼の仕事を受けすぎたせいで、展示イメージとして適切なものが見当たらないのです。今まで絵を見に来てくれた人にも、僕の絵を知らなかった人にも「これなら行ってみようか」と思わせられるような絵…。

今からなにか描かないといけないなあ。

ではまた明日(たぶん)