オオウバユリ

6月の北海道の林の中でドコーンといった風情で咲く高さ1m強くらいの植物があります。

オオウバユリです。一般的な「ユリ」のイメージとはかなり違うので始めて見たときには「どこにユリがあるの?」と思いましたが、立派なユリです。細長いラッパ型の花が真横に向かっていくつか咲きます。

夏の林の中にこんなふうにオオウバユリが「ニョキッ」といくつも立つ風景は、うちのまわりでそこら中に見られます。というか、草刈りのときには僕は必ず残すようにしています。

というのも、花が咲くまでにたしか7年くらいかかり、咲いたらその株は枯れてしまうらしいのです。そして地下には栄養豊富なユリ根ができているのです。まだ掘り上げたことはないのですが、もし日本が食糧不足になったときのために、僕は気をつけて草刈りをしているというわけです。

さて、これが秋になるとタネ(植物用語的には果実?)ができて、冬にはそれが開きます。この枯れた風情がすごくいいのです。

タネが飛び散ったあと。つまりうまく行けば、来春に新しい芽が出て、また新しい株が増える、食糧難への備えがますます充実する、ということです。

いや、その前に一回ユリ根を食べてみるべきなのでしょうが(笑)。

ではまた明日(たぶん)

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