冷蔵庫を開けたら、サランラップが入っていました。
ものを「なぜここに置いたの?」というところに置きっぱなしにすることがよくあります、ということを先日のブログでお話しました。が、さすがに冷蔵庫にサランラップがあると自分でもびっくりします。それはまるで下駄箱にホットケーキが入っているかのような。あるいは車の中に醤油差しがあるかのような違和感です。
かえってわかりにくいですね。
食卓の上にあったのを片付けなくては、と思ったのは覚えているのですが、なぜ冷蔵庫に入れたのでしょう。今となってはどうでもいいですが、問題なのは、こういう事が起きるようになったのは40代後半以降だということです。それまでの僕自身のセルフイメージはしっかりもので、天然系の間違いをしない人だったのですが、なぜこうなってしまったのか、そしてこれからどうなるのか、何に気をつけたらいいのか…。
ところで今晩は満月です。ものすごく明るいです。月明かりのことを「蒼い」と言ったりしますが、まさにそういう感じです。
おいおい、適当にかいてるだけでしょ、と思われるのはわかります。でも寒いので絵の具は使えないし(氷点下ですから)、そもそも夜って真っ暗で見えないので(これ重要)、紙も見えません。その中でボールペンでこれだけはスケッチしました(笑)。
もう1枚。
本当に煌々として、本来白いはずの雪面がまさに蒼いです。そういう色の街灯に照らされているかのよう。
こういう体験をもとにして、こういう絵ができたりします。↓
でも今日の満月は特別でした。本当に蒼く、冷たくて清らかで、少し暖かでした。これをもとにまた新しい絵を描きたいと思います。
え、最初の「冷蔵庫にサランラップ」は伏線じゃなかったの? と思われている皆さん。はっきり言いましょう。あれは伏線ではないです。ただちょっと思い出しただけです。
ではまた明日(たぶん)