デジタル対アナログ

昔はホームページやCGをつくる会社にもいたし、デジタルの情報には詳しいという自負もあるのですが、このところすっかりアナログでいいような気がしています。

だいたい、紙に鉛筆と水彩絵の具というスケッチ自体が、アナログそのものですし。

膝の上に載るダイちゃん、それを描く私

 デジタルというのは便利な半面、イラッとさせられることも多いです。
ちょっとちがうだけで全く表示されなかったりするのが当たり前で、「ああ、それならこういうことでしょ」という融通がないからでしょうか。

なのにここ数日、またデジタルを扱って、懸念した通りちょっとのちがいでうまく行かなくて時間を食ってイラッとさせられています。
さっさと終わらせたいですね。

アナログばんざい。
そういえや、園芸って、究極のアナログですね。

イングリッシュローズだけで庭をつくったらこうなった

イングリッシュローズの会社、デビッド・オースチンが日本にローズガーデンをオープンしました。場所は関西空港から車で20分ほどの泉南市の山の中。大阪市よりも和歌山市のほうが近くてミカン畑の多い町です。なぜここに見本園を作ったのでしょうか。

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かわいいベゴニア

先週金曜日のことになりますが、北大植物園に行きました。
ランを描くために温室に見に行ったのですが、カトレアは終わっていて(もう4月ですから)、デンドロビウムを描きました。

白いデンドロビウム

わかっているつもりでも、描いてみると花の出方とか形とか知らないことがいっぱいあるもんですね。
それにしてもなぜデンドロビウムのバルブの根本はこんなに細いんでしょうか。「おれ、どうせ着生ランだから自立しなくてもいいもん」という割り切りかもしれませんが、カトレアさんはしっかりしているので見習ってもいいような気がしますが。

おせっかいですね。

温室を回っていたら、ベゴニアコーナーがありました。
かつては「ありきたりな草花」ということでずいぶん軽く見ていましたが(すいません)、いろいろな種類があり、花の大きさや形もかなりバラエティ豊富。
気に入ったのはこれ。

Begonia palmifoliaという札がついていました。

5ミリていどの小さな花で、細工物みたいな形でほそーい糸でつながっているみたいです。株自体は50センチくらいありましたし、葉も大きかったのですが、 なにしろ花がちいさくって。

何事も先入観で判断するのはいけません。

北海道の個人の庭

園芸ライターという仕事がら、毎年100件近く、個人の庭をまわります。

他府県の庭も見ましたが、北海道のレベルはおおむね高いという印象です。

たくさんありすぎてどこに行けばよいのかわからない、という人のために、各地域ごとのオープンガーデンの特徴などをメモしておきます。
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