shiro について

花や風景を水彩絵の具で描くイラストレーター。花のイラストでパッケージをつくったりビルの壁画を描いたりするのが夢。

庭に人が来ないのはワクワクがないからでは

ちょっと東京に行っていました。わかってはいますが、人が多くてびっくりですね。うちの近所で見る人の15年分くらいの人数は見たと思います。

出版社などをまわって「園芸雑誌も売れないし、観光庭園には人が来ないねえ。人を呼ぶには赤や黄色の花をいっぱい入れるしかないのかしら」という話をしていたのですが、最後に代々木ビレッジに行って面白い植物をたくさん見て、考えが変わりました。

要はワクワク感がないのでは?

水道橋

水道橋

京急からの夕日

京急からの夕日

ワクワク感を作る手段としては、華やかな色に頼るのは1つの方法でしかなく、ほかにもいろいろあるでしょう、と代々木ビレッジのおもしろ植物が言っているようでした。

ナツツバキ

Stewartia pseudocamellia

Stewartia pseudocamellia

今日はぼた雪。なぜか高速道路が止まってしまいました。吹雪でもないんだけど。

なんでこんなに忙しいんでしょうか。

あ、年末だからか。もう12月です。

イラスト教室

帯広でイラスト教室と講演をしてきました。

イラスト教室は、むしろ参加者の方のほうが絵が上手だったような気がします。みんないい線を描いていました。

講演は日頃の私の話と同様、ストーリーがなくて余談が余談を生み、いつの間にかそれが本線になるという、聞いている方が追い付こうとするとしんどいパターンになってしまいました。

慣れないことをするからですね。

緑のセンターのシラカバ

緑のセンターのシラカバ

すでに12月。来週火曜日から上野ファームさんで展示です。焦ります。

栃の実

花新聞ほっかいどうに連載させてもらっているエッセー「北国のガーデナー12カ月」ですが、また1年延長が決まりました。いつも読んでくださっている皆さん、ありがとうございます!

マンネリ化を避けてブラッシュアップしないと。

今日はいくつか用事があった中で、林業試験場に行きました。頼まれていた絵をお届けに上がったのですが、机の上に面白いものを発見。少しいただいてきました。

トチの実

トチの実

形はいびつですが、それ以外はほとんどクリですね。

ちなみにトチの実を食べるには砕いてから川などの流水でアク抜きが必要で、それに失敗するのが「トチる」なのだとか。

いや、研究者の方の受け売りです。クレームはわたし宛になさらないように。

お祭りのように重なる

先日このブログでご紹介したカレンダーの8月に不備がありました。お詫びいたします。お買い上げいただいた方にはすでに修正したものをお送りしました。ご指摘いただいた方に、心よりお礼申し上げます。

さて…この10日間ばかり、いろいろなことが立て続けです。

ここまでくるともうお祭りかなと思います。 今日は掃除したFFのストーブが壊れました。最近起こった事態の中では最小ですが、出費としては最大になりそうです。 いつか、思いがけない入金が重なりますように(心から切に)。

オオハンゴンソウ(霜に当たった花後)

オオハンゴンソウ(霜に当たった花後)

嫌われ者のオオハンゴンソウといえども、霜に当たれば美しいです。霜の下ではみな平等。

ナナカマド

「きれいだなあ」とか「たのしいなあ」とか「うれしいなあ」という気持ちはできるだけたくさん、長く味わいたい。

そのために長生きしたいし、そのために働きたいと思います。同じ意味で、家族や知り合い、またそれ以外のすべての人にも長く生きてほしいと思います。

今日はナナカマドがとてもきれいでした。

ナナカマド

ナナカマド

昨日亡くなって今日のナナカマドが見られなかった方に、心から合掌。