クーラー

昨年クーラーをうちに設置しました。北海道に住む人間としては忸怩たるものがありましたが、もはや扇風機でどうにかなる気温ではなくなり、暑さのせいで仕事ができないとあっては致し方ないという判断でした。

とはいえ、その夏に稼働したのは計5回。意外にスイッチを入れなかったのは予想外に気温が上がらなくてよかったと考えるべきか、あるいはせっかく設置した甲斐がなくて悪かったと考えるべきなのか。

と思いつつ今年の、まだ六月ですが早くも2回スイッチを入れました。六月ですよ。僕が小学生の頃に住んでいた大阪の夏を超えています。

デージー。5月下旬ごろのスケッチをもとにして描きました。これで大きめの絵が2つ出来上がりました。

今年は岩見沢バラ園での展示は例年よりも期間を短くして、その分遅めの開始となりました。おかげで絵の制作に余裕があります。例年通りのスケジュールなら、今日が設営だったのでこんな絵を描くことはできなかったでしょう。やはり時間的にも気持ち的にも余裕を持つことは大事だなあと思いました。

ではまた明日(たぶん)

洗練か破綻か

続けてもう1枚、大きめの絵に取り掛かっています。

ところで先月、千葉県の京成バラ園で展示した際に、あるお客さまから「洗練されてきた感じがする」というお言葉をいただきました。嬉しかったのですが、今になって果たしてそれは僕の絵の場合に良いことなのかどうなのか、と考えています。

洗練されているということは破綻なく仕上がっているということです。確かに同じような絵を何枚も描いているとだんだん無駄なくきれいにベストの配置で仕上げられるようになって行きます。作品そのものとしてはより良いものになっていることでしょう。

一方で今まで喜ばれた絵を振り返ってみると、自分でも「これちょっと無茶かな」というものが意外に多かったりします。勢いがありすぎて構図がおかしいとか、構想が煮詰まっていないのに描き始めちゃったとか、空白を埋めるために無理やり線を伸ばしてバランスがおかしいとか。

破綻がある方が作家の人となりが垣間見える、あるいは洗練されたものより親近感が湧く、といったことがあるのかもしれません。

作品を作る人間としては洗練されていく方がレベルが上がってるように思いますが、作品そのものとしてはどちらが良いのでしょう。

そんなことを考えながら描いています。

ではまた明日(たぶん)

白鳥の絵

約1年ぶりに白鳥の絵を描きました。

まずは工程を思い出すところから始めて、春のスケッチブックを開いてイメージを再現…。

なんとか思った感じに仕上がってホッとしました。

この次はまた別の大きなサイズの絵に取り掛かります。

ところで、このところの暑さに耐えかねてアイスを買うようになりました。ロッテの「ガーナチョコ&クッキーサンド」という、文字通りチョコとクッキーが一体化したアイスが好みで、去年からこればかり買っているのですが、今年はひとまわり小さくなりました。

ステルス値上げですね。

メーカーの方でも何かしらの罪悪感があるのか、買うと50円引きクーポンが出ます。これを使って買うと、またクーポンが出ます。永久クーポン理論です。

ではまた明日(たぶん)

ちなみにクーポンの利用期限は6月25日まででした。永久ではなかったです。

ドキドキですよ

大きな絵に取り掛かっています。できれば何枚か描きたいですが、まずは1枚目。

失敗したら労力だけでなく最近高価な紙代(なんでも値上がりです)までロスになってしまうので、ちょっとドキドキです。1つ1つの要素をここでいいかな、どうかなと考えながら描いています。

今のところは、水彩絵の具の気まぐれに若干翻弄されつつも、全体的にはうまくいっています。

この調子で進めていけたらいいなと思います。

ではまた明日(たぶん)

ひまわり

先日、ご依頼があってひまわり畑の絵を描いたのですが、なかなかうまくいったのでアレンジしてまた1枚描いてみました。

イラスト教室で絵の具の使い方をお話しする時には「絵の具で色水を作って、それを紙の上に乗せる感じで」と伝えています。が、このところ初夏や夏の花を描くことが多く、その時にはもうちょっと水少なめで濃く描く方がいいような気がしています。もちろんその作品ごとのトーンがありますので一概には言えませんが、強い日差しに対して花の存在感をイーブンに持って行きたかったら、やはり強めの色がいいです。

当たり前と言えば当たり前ですね。

ではまた明日(たぶん)

バラが咲き始めました

今日は午後からバラのスケッチをしてきました。六月半ばなのでまだ早いかなあとは思ったのですが、少しだけ咲いてよかったです。

クラウン プリンセス マルガリータ。
コーネリア。
ラプソディー イン ブルー。
ロサ カニナ。

気がつけば、岩見沢バラ園での展示まで2週間を切っていました。26日(木)から始まります。どうぞお越しを。

ではまた明日(たぶん)