明日から3日間、カレンダーご注文の返信が遅れます

おかげさまで日々カレンダーのご注文を頂いております。すでにご注文された方はご存知かと思いますが、頂いたオーダーに対しては自動応答ではなくて、僕が1つ1つご返信をさせていただいております。

というのも、ネットからのご購入であっても展示会場での手売りと同じようにお客様に接したいからです。同じ理由からカートの導入やクレジットカード決済もやっておりません。今の御時世、そういうのを入れるのは比較的簡単になったのですが、そうすると無機質な感じになってしまうのがいやなんです。

というわけで頂いたご注文ごとに返信をしているのですが、9日(土)から11日(月)までご返信が滞ります。だから「藤川から返信こねーなー」と思ってもご心配ありません。もし13日(水)になっても連絡がない場合は、何らかの理由でオーダーが僕に届いていないか、お客様の方の迷惑メール設定が過剰な可能性が考えられます。いずれの場合も、フォームから改めてご連絡いただければ助かります。

どうぞ宜しくお願いします。

ではまた明日(たぶん)

カレンダーはまだたくさん在庫がございます。こちらからどうぞご覧ください。

いい目を見ているのは今のうち

そういえば、先週雪かきを1,2回したきり、一度も雪かきスコップを持っていません。そもそも積もっていたはずの雪が日々減っていっています。

このところ最高気温が上回る日が多いのです。このまま穏やかに冬になって欲しいなあとおもいますが、どうやらそうは行かないようです。

来週はがくんと気温が下がります。土曜と日曜日の差は10度のようです。高低差ありすぎ。いい目を見ているのは今のうちのようです。

そもそも冬至でさえまだ来ていないのですから、本格的な冬、そして雪はこれからですよね。

そのうち、またこういう景色になることでしょう。

ではまた明日(たぶん)

2024年カレンダー販売中です。

オオウバユリ

6月の北海道の林の中でドコーンといった風情で咲く高さ1m強くらいの植物があります。

オオウバユリです。一般的な「ユリ」のイメージとはかなり違うので始めて見たときには「どこにユリがあるの?」と思いましたが、立派なユリです。細長いラッパ型の花が真横に向かっていくつか咲きます。

夏の林の中にこんなふうにオオウバユリが「ニョキッ」といくつも立つ風景は、うちのまわりでそこら中に見られます。というか、草刈りのときには僕は必ず残すようにしています。

というのも、花が咲くまでにたしか7年くらいかかり、咲いたらその株は枯れてしまうらしいのです。そして地下には栄養豊富なユリ根ができているのです。まだ掘り上げたことはないのですが、もし日本が食糧不足になったときのために、僕は気をつけて草刈りをしているというわけです。

さて、これが秋になるとタネ(植物用語的には果実?)ができて、冬にはそれが開きます。この枯れた風情がすごくいいのです。

タネが飛び散ったあと。つまりうまく行けば、来春に新しい芽が出て、また新しい株が増える、食糧難への備えがますます充実する、ということです。

いや、その前に一回ユリ根を食べてみるべきなのでしょうが(笑)。

ではまた明日(たぶん)

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冬芽

寒くなってきたばかりで冬はこれからという季節ですが、木々の枝にはすでに来春の花や葉の芽がついています。今日は気温が5度を上回っていたので、冬芽のスケッチをしてきました。(氷点下になると筆先が凍ってしまいます)

エゾヤマザクラ。枝先の色が断続的です。この時期なので芽はまだ小さいですが、春前には妖しい色気が出てきます。
ヤマモミジ。モミジやカツラなど対生の植物は「まじめ」っていう感じがします。枝の色のグラデーションもスムーズです。
キタコブシ。枝先の綿あめのような芽はまだ小さいです。春前にはモコモコになって、思わずさわりたくなります。

屋外でスケッチしていると、静かな中にかすかな風の音や水音、時折さえずる鳥の声なども聞こえてきます。これがとても心地よいです。最近屋外でスケッチをしていなかったので、久々にスケッチの楽しさを思い出しました。

ではまた明日(たぶん)

2024年版カレンダー、ございます。こちらからどうぞご覧御覧ください。

アマノジャク

子供の頃、父親に「今から散髪に行くけど、お前も一緒に行けへんか?」と言われ、「行かへん」と断ったのですが、親がでかけた途端に「やっぱり行ったほうが良かったかも」と後悔したことがあります。

中高生になってから、皆が塾に行きだしても絶対に自分は行かず、予備校だって無視していました。

普通の人が大学を出て就職する中で、自分はしばらくプラプラしていました。

絵を描いても自分で描いた下書きどおりには絶対描きません。

アマノジャクなんですよね。

今日も体が重いので「億劫だなあ。走るのやめよう」と思っていたのですが、やっぱり走り出したら段々もっと走りたくなってきて、結局2時間以上走っていました。

一生治らないような気がします。

でも世の中にはこういう人もいることで成り立っている部分もあるでしょうから。ないかな(笑)。

ではまた明日(たぶん)

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リーキ

北海道に来るまでネギといえば細くて青いものだと思っていました。こちらへ来て長ネギというものがネギの主流だと知り、驚きました。同時によく知っているコンニャクが「関西風コンニャク」という名前で売られているのを見てびっくりしました。

ま、それはいいのですが、ヨーロッパの方でネギ類の代表といえばリーキのようです。ディック・ブルーナさんのポストカードでリーキを描いたものがあり、そのシンプルさが好きでいつも見えるところに飾っています。いつか同じように描いてみたいなあと思っていました。

とは言うものの、実物のリーキをほとんど見たことがありませんでした。ですが先日スーパーの「ご近所野菜」コーナーにリーキを見つけました。食べ方はよくわかりませんが、これは買って家でスケッチしないわけにはいきません。

ディック・ブルーナさんのリーキとはずいぶん違いますが、まずはスケッチしたことが第一歩。いつか自分なりのリーキを描けるようになりたいです。

ではまた明日(たぶん)

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勝手に出てしまう色

インスタなどで世界中の様々な方の絵を見たりしています。そりゃもう上手な方ばかりです。

形を上手に取るのは当然のことながら皆さんすごい高いレベルですが、色については人によって好みが違うものだなあとつくづく思います。蛍光色がメインの人、落ち着いた色使いの人、モノトーンばかりの人。まさに色の使い方にその人のカラーが出るんですね。

それを意図的にされているのか、自然にそうなるのかはわかりませんが、僕のレベルでお話をすると、勝手に出てしまうものだと思います。花を描いているせいもありますが、自分としては何も考えていなくても、できあがった絵は明るい色が主張しているように思います。完成作を見て自分ながら「これは描いたのはずいぶん明るいのが好きな人だなあ」なんて思ったりします。

他の配色、例えば色のトーンをパステル調に統一したいと思っても、なかなかできません。筆に取った色を紙の上においていくうちに、結局いつもの感じになります。そうじゃないと自分でも落ち着かないんですね。パステル調にしたら、自分でも何故かむずがゆいというか、北海道弁で言うところの「あずましくない」気持ちになります。

でもスケッチをするときは、当然ながら実物の色にできるだけ忠実に描こうとしますから関係ありません。

そんなこんなで今日も絵を描いております。

ではまた明日(たぶん)

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