shiro について

花や風景を水彩絵の具で描くイラストレーター。花のイラストでパッケージをつくったりビルの壁画を描いたりするのが夢。

パッキング〜

今日は朝からずっとパッキングでした。もう毎回書いているのでご存知かと思いますが、僕はパッキングが苦手です。

絵をフレームに入れ、それを箱に入れたり。必要なグッズの個数を考えたり、それを用意したり。会場で会計に必要なもの、次の発送に必要なものをリストアップして、用意したり。

さらにはそれらを段ボール箱に詰めていきますが、できるだけ個数は減らしたい。送料が高いから。

そんなことをやっているうちに夕方になりました。なんとか、ほぼ終えることができました。あとはテープで封をするだけですが、これは最後の最後でもしも「これ入れるの忘れてたー!」というものがないとも限りませんから、まだ開けておきます。

次に発送業者さんをどこにするか。

平日であれば近所の郵便局から発送します。集荷を待たずに自分で持ち込んだほうが時間の余裕ができるからです。

でも今はゴールデンウィーク。自ずと集荷になりますが、まず佐川さんは問題外。ドライバーさんによってとても質が変わります。

ヤマトさんはみなプロなので信頼感という意味ではダントツですが、段ボール箱の扱いが若干男前過ぎます。僕は段ボール箱を次の会場、さらに次の会場にも送るために使うので、あまり傷んじゃうと困るのです。

ゆうぱっくは優しく取り扱ってくれるのですが、集荷が現金決済しかできないのが弱点。それと時折、杓子定規な規則を当てはめて、本来航空便で中一日でつくところを中二日の船便にされることがあるので要注意です。

さて、どうしますか。

ではまた明日(たぶん)

エゾヤマザクラ

家のまわりでもようやくエゾヤマザクラが咲きました。とはいえ、林の中では頭上はるか上でしか咲いてくれないので花を直接見ることが難しいです。でも風のせいか、駐車場に花が一輪落ちていました。せっかくなので拾ってスケッチしました。

5月からの展示を控えて、やるべきことが満載です。見込みを間違えて、まだたくさん描けるだろうとフレームを発注しましたが、いや待てよ、そんなに描く時間あるか?

毎日スケジュール調整です(笑)。

ではまた明日(たぶん)

新しい絵

5月の関東の展示に向けて、いろいろ描いています。これまで描いてきて人気だった絵を一通り用意した上で、さらに「いつもとはちょっと違う」絵も加えたいところです。もちろん、これまでにない感じの絵はおいそれと思い浮かぶわけではありませんし、思い浮かんだところで机上の空論よろしく、実際描いてみたら絵として成立しない場合も多々あるのは、これまでこのブログでも書いてきたとおりです。

ところで先日、世羅高原農場さんで大きな塗り絵を作りました。描いている間、通りすがりの入園者の方々からいろいろと話しかけられました。ありがたいことに多くはお褒めの言葉で「面白い」「夢がある」というご感想を複数の方から頂きました。

それなら、あの絵をアレンジして水彩絵の具で描いてみたらどうだろうと思いつきました。

これは絵の一部です。
これも部分です。

巨大塗り絵のようにストーリー仕立てではありませんが、人物のアレコレを描きこんでみました。

自分でも描いていて、時間が経つのを忘れる感じで没頭しました。

で、思ったのですが、果たしてこの絵に花や植物を描き込むことは必要なのだろうか、と。花がなくても面白い絵としては成立しているように思います。一方で花があることでセピアの街にカラーを添えることができるので、その意味では花というアイテムは必要かもしれません。ではカラーを入れたいだけなら、花じゃなくてもいいのでは…?

20代に演劇をやっていたときのクセで、作品を成立させるために必要な要素を最低限だけ盛り込み、不要な情報をなくす、という考え方が染み付いています(笑)。

とにかく、これはこれで1つの絵としてお目見えします。

ではまた明日(たぶん)

馬追丘陵の野草

毎年この時期になると行っていますが、今年も馬追丘陵にトレイルランニング兼野草観察に行ってきました。

今年もどれもかわいく、たくさん咲いていました。

エゾエンゴサクとノウルシの道。
顔は赤いけど後ろ頭が緑色のエンレイソウ。
タチツボスミレかな。
ヒメイチゲもいっぱい咲いていました。
北海道でジンチョウゲは咲かないけど、ナニワズがあります。
顔も緑色のエンレイソウ。
長官山の山頂ではキタコブシが満開でした。
ニリンソウ。5弁のものや6弁のもの、あるいはそれ以上のものなど。キンポウゲ科の面目躍如。

やっぱり野草はいいですね。人がいなくても毎年ずっと咲き続けます。50年後、100年後もこのように咲いていることでしょう。すばらしい。

ではまた明日(たぶん)

大きな絵

もうすぐしたら練馬区光が丘の四季の香ローズガーデンさんで展示です。その後は間をおかず神奈川県平塚市の花菜ガーデンさんで展示。

作品数は多いに越したことはないのですが、できればパッと目を引くような大きな絵がひとつあると会場に芯ができます。

それで、先日好評だった渡り鳥の絵の大きなバージョンを描きました。

色がくすんでいますが、これは写真映りの問題で、実際はもう少し明るいです。大きさは縦54cm横42cm。

これで一つ安心です。

ではまた明日。たぶん^_^

世羅高原農場さんのオリジナルグッズ

先日お邪魔した世羅高原農場さんでは、僕の絵を使ってさまざまなグッズを展開しています。ポストカードやクリアファイルなどの他に、今年は75周年記念ということで新たなクリアファイルとメモ帳が登場しています。

クリアファイルはA4サイズ、メモ帳はB6かな。使いやすいサイズです。

世羅高原農場さんではチューリップ以外にもネモフィラやイングリッシュローズ、ヒマワリ、ダリアなど季節ごとに花畑を展開しておられるので、ぜひ行ってみて、よかったら僕のグッズも手に取ってみてください。

ではまた明日(たぶん)

世羅高原農場のチューリップのスケッチ

昨日アップできなかった、チューリップのスケッチです。

種苗会社から出ている花のカタログは、その花の超ベストショットの顔しか載っていないので、実際とは少し、時にはかなり違います。チューリップは特にそういう傾向が強いように思います。咲いているチューリップの品種をカタログを頼りに同定しようと思っても、全くわからないのです。

それにカタログは「顔」しか載っていないので、葉に斑が入っているとか一輪咲きか多花性かということもわからないんですよね。

だからこうしてスケッチすることに意味がある!…というよりも1つ1つのチューリップがたいへん素敵なので描きたくなる、という方が本当のところです。

ではまた明日(たぶん)