簡単に作れるミニコミック ”on Footprints”

試行錯誤の末、"on footprint" を紙で楽しむ形として、コミック形式にしました。
どうしてもA41枚で収まる形にしたかったので。なかなかスマートな方法が見つからなかったり、Macに付属の「Comic Life」というソフトが印刷するとやたら画像が悪くてPhotoshopで作り直したりで、時間がかかりました。

2つのファイルをダウンロードして、紙の表裏に印刷すれば、すぐに作れます。中綴じホッチキスがあればいうことなしですが、なくてもまあ、良いと思います。

footcomicA.pdf

footcomicB.pdf

私はなぜ紙にこだわってしまうのか

私が物語の媒体として、紙にこだわる理由を考えてみました。
誰でもプリントアウトして持ち運べる。国境に左右されない
手と目で体験できる。驚きがあって楽しい

いや、別に私のつくったものを出版してくれるような奇特な出版社がいてくれたら、それでよいのですが。

とにかく、そんなことを通勤電車の中で考えていました。

そして昼休み、本屋さんに行ったら、なんと。「pen」が紙の特集を組んでいました!

リンク: 目次|Pen オフィシャルサイト

素晴らしい。私のためにタイムリーすぎる。早速お金をおろして買いました。いや、財布の中に550円がなかったので。
家に帰ってゆっくりページを広げます。楽しみ。

PDF Book

先日来の "on footprints" ですが、どうやって紙の上で表現したらいいのか、最適な方法がなくて悩んでいます。そんなに執着しなくてもいいのですが、なんだか気になってしまい…。蛇腹とか簡単な中綴じミニブックとか、マップのように広げる形式とか、コミックのように枠に入れてミニブックをつくるとか…。どれも「これこそ面白い!」と納得できないので、とりあえず休止。
しょうがいないので、PDFファイルをオープンにできるサイトに、アップしました。まるで本みたいに見ることができます。
画像の真ん中あたりをクリックすると、大きく見ることができます。

それと、スクリーンセーバもつくりました。MacOSX専用ですが。
解凍したらダブルクリックで、設定できます。「オプション」をクリックして「ランダムに表示」のチェックボックスを外してください。

footprints.zip

昨日の記事を削除しました〜やはり言葉はない方が。

昨日アップした記事「PDFみたく」を削除しました。
あれには言葉を添えたバージョンの「on footprint」をアップしていたのですが、やっぱり台詞はない方がいいかなあ、と。
言葉を入れるべきかどうかは難しいところで、悩みどころなのですが。
あると円滑にストーリーは進むし、言葉があることで見る人がその絵で立ち止まってくれるんです。ないとどんどん次のコマに進んじゃうんですね。
でも、あったら物語の幅が限定されてしまうのと、読者がその言語を分かる人に限定されてしまいます。
悩んでいるなら、載せない方がいいかなあと言う判断で、とりあえず削除しました。
でも近日中に、もう少しだけ手を加えて、台詞なしでアップします。

どう見せるか悩み中

先日アップしたsilent-story "on footprint" ですが、どのような形で見せる形にするか、悩んでおります。
驚きとか楽しみを引き出す形として、1枚の紙にプリントアウトして冊子状に折っていくのがいいなと考えているのですが、コマ数が多すぎて2枚以上必要になる。2枚でも別にいいんですが、何というか、そこまで複雑にしても誰も面倒で折ってくれないだろうしなあ、などと。
視点が固定されたコマの連続なら、蛇腹形式もいいと思うのですが、あいにく今回は違う。地図のように折り畳まれたものを広げる形式に使用かとも思っていろいろ試したのですが、広げた瞬間に複数のコマが見えるとちょっと興がさめてしまう。やっぱり冊子形式にするしかないんですが、18コマを削って1枚の紙に入れるか、複数の紙を上手にまとめるか、どちらかしかないようです。でも今のところ、どちらもよい案はありません。何か良い方法があったら教えてください。

でも、どうして私はこんなに紙にこだわるのでしょう。やっぱり手元でストーリーが展開する楽しさがあるからでしょうか。

次のsilent-story

次のsilent-storyの話の構想はほぼできていて、現在コマを描いているところです。
下はその1コマのラフ。
また花の話か、といわれそうですが。2週間後くらいにできればいいかな。

誤算

誤算。
ブックカバーを使うのは、日本だけだそうな。特に本屋さんでつけてくれる紙のカバーなんて、日本だけ。しおりでさえ、海外ではあまり使わないらしい。
つまりブックカバーの形では、海外の人にわたしの考えた話を見てもらえないということだ。これでは文字のない話を作る意味がない。
かといって、海外では日常の中で紙製品はほとんど登場しない。せいぜいグリーティングカードか封筒か。
困った。
考えたストーリーをどんな形にして、どんな媒体に載せて発信すればよいのだろう。
悩んでます。