大西先生のご案内で武佐の森を歩いた

釧路の武佐の森に、仕事で行った。ご案内は釧路短期大学教授の大西英一先生だ。


札幌とは1カ月くらい季節が遅い。でも楽しいのである。たぶん大西先生のキャラクターのせいだと思う。とにかく、先生は絶えず楽しげなのである。

樹齢400年のミズナラ。江戸時代に種から大きくなったものが、こんなに風格のある感じに。広角レンズのせいで小さく見えるが、幹の直径は3m。周りのダケカンバだって、それなりの大きさと風格があるのだが、400年にはお手上げである。

エゾオオコザクラ

オオバナノエンレイソウ。でもミヤマエンレイソウとシラオイエンレイソウが交雑して、複雑に。これは花弁がやや波打っているので、ミヤマが入っているかも。


フデリンドウのつぼみ。

大西先生の楽しいキャラクターと尊敬すべき自然のおかげで楽しい時間だった。遊歩道は1周1.4km。約1.5時間。大西先生は将来武佐の森のガイドとして常駐したいのだそうだ。私も大西先生のようになりたい。そして、毎日武佐の森の植物を絵に描きたい。1つひとつの植物と、それら相互のつながりを絵にすれば、自ずと森の絵になると思うのだが、そんな絵をいつか描いてみたい。

休日の植物など

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満開の桜の枝を抜ける電話線。どんな音が聞こえるのだろう。もしかすると、サクラの声が混信するかもしれない。
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バイカウツギ。夏の初めに白い花を咲かせるが、今はまだ葉っぱもほとんどない。密集したシュートが造形的。
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春は切り花やさんにも華やかな花苗が並ぶ。隣の寿司屋の店主と若い花屋の主人との会話。
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エゾムラサキツツジ、今年の花ももうすぐ終わる。

で、春の草花

スノードロップ。

フキノトウ。味噌汁にすると言っていたが、果たして妻は…。

ヤナギの枝。レインボー

ヤナギの芽。ふくふく。

ハコベ。すごいちっちゃいのにもう咲いてる!

春の夕暮れ

プリムラ。もう咲いた。

在北海道、春天来了!


クロッカスの新芽

チューリップは雪が解けた部分からどんどん出ている

福寿草! 今年初めて外で咲いている花を見た! 一歩間違えば涙が出そうなほど感動した!

ナントカヤナギの芽。イヤ、調べます。

初冬の植物風景

札幌も雪がつもってすっかり冬です。寒くて昨年よりかなり速いペースでストーブの燃料が減ります。
冬の室内の花と言えばセントポーリア。ひと昔は高級な花の代名詞のようでしたが、うちでは気候が合うのか、毎年庶民的な雰囲気で咲いてくれます。青とピンクがありますが、好んで描くのは青ばかり。


ハマナスは今年、花の咲き始めから好んで描いていましたが、もうすっかり葉も落ち、細い枝も立ち枯れた状態。まだ2時前というのに緯度の高い北海道は日差しがかなり傾いています。そのぶん、光が枝を黄金色に染めて赤い実がさらに輝いて見えました。


しかし3連休ということで、琴似のスターバックスはすごく混んでました。普通の土曜日の午後ならゆったり座れるんですが。

塩谷丸山に登った

小樽市の西側に塩谷丸山という山があります。一昨日の日曜日、登ってきました。はじめは樹林帯の中を登ります。登山道に覆いかぶさる色とりどりの紅葉や小さな実が楽しめ、標高400mあたりからは笹の草原。このあたりから後ろを振り返ると海がとても綺麗です。山頂付近は若干岩場で、山頂は素晴らしく眺めがよい。標高600mほどですが、なかなかバラエティに富んだ山です。

行程表はこちら。行かれる方は参考にしてください。JRなら塩谷駅から、車は登山口付近に駐車スペースがあるようで、見たところ10台ほどは駐まっていました。

今度は春にぜひ行ってみたいものです。きっといろんな野草が見られると思います。

ところで、小樽から塩谷までの車内はちょっと異様な雰囲気でした。カメラを持った男性が多く、みんな落ち着きなく浮き足立っています。後で知ったところでは、どうやらSLが走る日だったんですね。みんな先の駅で待ちかまえて蒸気機関車が来るのを楽しみにしたようです。隣に座った男性はスーツまで着て、ネクタイをベストの外に出したり入れたり、すごく落ち着きがなかったです。