ガーデナーさんが講師の園芸学校

19,20日と上富良野に行ったのですが、何しに行ったかというと、親しくしていただいているガーデナーさんの講演会だったんです。
主にフットパスの愛好者やガイドさんに向けて、上富良野町内の野草を紹介する内容。
2時間ありましたが、実に面白かったです。
いわゆる「先生」と呼ばれる人たちのそれとちがって、「食べてどんな味がするか」とか「園芸店ではこういう名前でこれくらいの値段で売っているけど、そこら中にいっぱいある」とか、ご本人の体験的なお話しが随所にちりばめられているんです。ニセアカシアの花が天ぷらにしたら甘いなんて、ちっとも知りませんでした。みんなで食べたら繁茂するのを減らせるかもしれませんね。

おそらく、こうした知識や体験はガーデナーさんそれぞれにちがうにしても、いろいろお持ちなのではないかと思います。であれば、誰がどんなことが得意かをマッチングして、ガーデナーさんによる園芸学校もできなくはないかもしれません。

「プロとちがって体験的な知識に偏りすぎる」と言われそうですが、学者と言われる人たちは工事など業者向けの学問が多すぎて初心者には近寄りがたいですし、園芸店の人たちが知っているのは店頭から売れるまでの間ということはないですか? それならどうせみんな偏っているわけですから、むしろ庭におろしたところから先を体験的に知っている人の知恵を集約するのもありかと思いますが、いかがでしょう?