移動中、スキャナーがなかったので、いちおう順を追ってスケッチを掲載します。
大阪は蒸し暑かった。大阪だけでなく、名古屋も江南も。長袖を重ね着しても「寒い」と言っていたのに、半袖で「暑い」ということになるとは。でも寒いよりは自分にはあっています。
植えられているものは一年草と樹木がメイン。コリウス、ランタナ、メキシカンブッシュセージ、それと名前の分からない植物がいっぱい。北海道で花を覚えると、本州の植物の名前が本当にわかりません。道端に繁茂している、おばけみたいなつる植物はクズだとわかりました。北海道にもあると思いますが、獰猛さがちがいます。サルスベリの実も、うかつに近寄ると飛びかかられそうな気がします。
本州は気温が高いぶん生存競争が激しいので、「楚々とした」「穏やかな」「透明感のある」ものには厳しいのでしょう。北海道の花を描く時は透明水彩がマッチしていますが、もし私が本州で絵を覚えていたら、グアッシュ(不透明水彩)で描いていたかもしれません。
熱帯スイレンのコレクションをしていました。数十種類も見ることがないので、とても新鮮。
バラやクレマチスとちがい、どれも形はほとんど同じなので、色のちがいでしか種類のちがいをアピールできないのが残念。
展示をして、自分が会場に立つのが好きです。お客さんとお話できるからです。買ってくださる方、前にも買ってくださった方、褒めくださる方、驚いてくださる方…。特に今回のような初めての土地では、新しいお客さんと会える楽しみがあります。
昨日もそういう出会いがあり、たくさんお話させていただくことができました。ありがとうございました。しかもそれでお買上げまで頂いて、本当に嬉しいことです。
川の大きさ自体は本州も北海道も違わないにしても、古くから周辺に人が多かったり、農業に利用されてきた経緯から、中洲にも普通に住宅があります。また古い堤防の内側にも家があり(もちろん更に内側に新しい堤防があるのですが)、一度水害が起こったら大変だろうなあ、などと考えたりしました。いや、それはとりこし苦労で、すでに何度もそういうことを経験してきて、水害をいなす仕組みも十分整っているのだろうと思いますが。
帰りは飛行機が随分遅れて出発になりました。どこの航空会社もそうですが、「20分前までに搭乗ゲートに」と、お客には厳しいのに、自分はつらっと遅れますね。そのうち「絶対定時出発、遅れたら還元」という会社が出てくるといいな。
次は最終日の10月1日、2日に江南フラワーパークに参ります。