shiro について

ガーデンライター、イラストレーター。花のイラストでパッケージをつくったりビルの壁画を描いたりするのが夢。

ふくらんできました

NHK文化教室の画題として、冬芽を描いてもらうことにしました。そこで昨日、枝をちょっと切らせてもらいました。春先に切って樹木には大変申し訳無いのですが、細い枝にするから許してね、とお願いしました。

もうずいぶん芽がふくらんでいます。

これはコナラだと思いますが、真冬の頃には小さかった爪が、今や獰猛な感じがするほど大きくなっています。ミズナラかな、とも思いましたが、ミズナラの木を確認すると、もっと大きく太かったので、こちらはコナラで間違いないと思います。

今朝、自分でも描いてみました。

芽が何段階かの色に分かれている様子、枝の色の先から徐々に色の変化するさまなど、描いていて面白いです。やはりこういうのは見るだけでなく、実際に手を動かして描いてみて初めて感じる驚きです。

そしてNHK文化教室のある札幌に行く途中、とうとうマガンが編隊を組んで飛んでいるのを見ました。気がつけば、そのあたりの田畑は少し土が見えています。

春が近そうです。いや、すでに春か。

ではまた明日(たぶん)

ゴミを拾える人

雪がだんだん溶けてきました。と、同時に出てくるのが冬の間に捨てられたゴミ。走っていても歩道や道路脇によくペットボトルやタバコのパッケージを見かけますし、家のまわりでも見かけることがあります。

家のまわりのゴミは僕が拾うしかありません。すごく悲しいし、悔しいです。できることなら拾いたくないけど、拾わないと家のまわりが汚くなるので拾います。

先日、大阪でトレイルランニングをした時にもゴミが落ちていました。いつもならそのまま素通りしますが、そのときは拾いました。

というのも、たまたまですが、前日にとある著名なトレイルランナーの方が「トレイル(山道)に落ちているゴミはすべて拾う」とおっしゃっていたのを見たからです。すごく速くて、体力があって、いろんな大会で優勝している人でさえ拾うのだから、僕なんかが拾わないわけにはいかないなあ、と思ったからです。

その方はすごく謙虚で、かつ周りの人に感謝できる人です。

それで思ったのですが、きっとダルビッシュ選手(リンク参照)や大谷選手(リンク参照)も、ゴミが落ちていたら拾うんじゃないでしょうか。あくまでそんな気がすると言うだけなのですが。

ゴミを拾うときには複雑な感情が泡立ちます。それを乗り越えて、何でもなくゴミを拾える人には、なにか共通したものがあるような気がします。僕もそういうふうになれたらいいなあと思います。

もちろんゴミを捨てる人が悪いわけですが。

ではまた明日(たぶん)

4月14〜16日は花遊庭さんで展示です

気がつけば、あと1ヶ月で花遊庭の展示が始まります。絵も新作を用意していますし、久しぶりに教室もあります。ぜひいらしてください。

そう、久しぶりに花遊庭での教室なんです。今までコロナのため遠慮していましたが、ようやく再開できるようになりました。今日からマスクも各自の判断、ということで、みなさんどんなふうにされたでしょうか。

僕はスーパーでマスクを外して入店してみました。口の周りがオープンになった状態でお店に入るのって、逆に違和感を感じました(笑)。そして周りの人は皆マスク。やっぱり僕もマスクをしてしまいました。僕も場の空気を読まずにいられない日本人でした(笑)。

ではまた明日(たぶん)

お、あの声は。

絵を描いていたら、空の上の方から聞こえました。あの声が。

渡り鳥です。

急いで窓から外を見上げましたが、残念ながらその方角には姿は見えませんでした。でも数日のうちに、飛んでいる鳥たちを見ることができるでしょう。今日のはマガンの声でしたが、ハクチョウもきっといるはず。

とはいえ、まだ田んぼはまだ雪だらけです。餌を漁るほどに溶けるのは、もう少し先かなあ。

もちろん山も雪だらけ。根の周りだけ溶けています。この感じが面白くて、絵にしてみました。

いつもは植物の名前を学名で入れるのですが、今回は絵本みたいな絵を意識したので、ひらがなにしてみました。

今までにない絵がかけて、すごくうれしいです。

ではまた明日(たぶん)

今日はいわみざわバラ園でスケッチ教室でした

今日の午前中はいわみざわバラ園でスケッチ教室がありました。実は二度寝してしまって、うっかり遅刻しそうになりましたが、素知らぬ顔で会場入りしました(笑)。

今日はもう少し皆さんにお手伝いできることがあったのではないかなあという気がしました。うまく行かなかったわけではないですが、もう1つ2つ、何かをお伝えすれば、もっと満足行く絵になったかもしれません。それが何なのかがわからないところが、講師として技術の足りないところですね。

いわみざわバラ園の色彩館は、室内公園です。つるバラがたくさん植えられています。おそらく今月下旬にはモッコウバラが見頃でしょう。来月になるとランブラーなども咲き始めて、すごくいい景色になりますから、岩見沢の近くにお住まいの方はぜひ見に行ってみてください。

さて、今週は水曜日にも札幌のNHK文化センターで教室があります。そちらは4月以降も毎月1回、セミナーがありますのでご興味がありましたらNHK文化センターのホームページをご覧になってみてください。あ、今日は無料でしたが、こちらは有料です。

なんじゃこれは、という絵ですが、現在、これを元に絵の具を塗っています。明日にはご覧いただけると思います。

さて、WBCやってますね。ダルビッシュ選手とか、大谷選手とか、そういう素晴らしいアスリートを見られるのはすごく嬉しいのですが、グラウンドを国対国の発言の場にするのは僕はあまり好きではないです。せっかくすごいアスリートが来ているのだから、彼らのパフォーマンスを純粋に楽しむ場になればいいのに、と思います。

ではまた明日(たぶん)

気持ちを平らにして

前日から下地を塗ったりして準備をすることもありますが、朝寝覚めの時に「今日はどんな絵を描こうか…」と考えて、それに手をかけることが多いです。今日は流れというか、ぐるぐるした感じの絵を描いてみようと思いました。

初めてのことです。

こうして見ると、ぐるぐる感より、色の華やかさが楽しそうな絵になりました。改めて「ああ、色が楽しい絵って自分らしくていいなあ」と思いました。

自分の取り柄を再発見。いや、お客さんがどう思われるかはわかりませんが。

少しカフェにも行って、気分転換をしました。いろいろな本を見たり買ったりして、新しい思いつきとか絵の考え方とかをたくさん得ることができました。やはり気持ちを平らにしてインプットすることは大事です。

ではまた明日(たぶん)

月の絵

昨日の夜は満月を1日過ぎた月でしたが、とてもきれいだったのでボールペンでスケッチしました。

それに今朝、色鉛筆で色を付けたのがこちらです。

なかなか気に入ったので、これをもとに絵を描いてみることにしました。

段取りと画材を考えて、描いてみましたが、途中で明らかに失敗と判明。

やっぱり透明水彩にがっつりガッシュを塗るのは、ちぐはぐな印象になります。

で、すべて透明水彩でやることにしました。一からやり直して夕方出来上がったのがこちら。

これはこれで悪くない。

でも最初のスケッチもまた好き。昨日、有名な2人のイラストレーターの方々の対談を呼んだのですが、「10枚描き直しても、最初の1枚が結局一番いい」とありました。まさにそんな気がします。

ではまた明日(たぶん)