カレンダーはいちおう12ヶ月分のプランは立てるものの、具体的な中身は1枚ずつ描きながら次の月はどうしようかなあと考えるような、行き当たりばったりでやっています。
先日、花カレンダーは花を描けばいいだけ、ということをここに書きましたが、同様に絵の内容も上手に描くことはないなあと思うようになりました。
上手に描くという言い方がいい表現なのかわかりませんが、今まで見たこともないような構図とか、新しいコンセプトとか、そういう背伸びしたものはやめておこうと思っています。
同時に、自分が描きたいものをちゃんと描くようにしたいと思っています。
自分がこれから先、どんな展示をして、どんなお客さんに絵を買ってもらいたいのかということを考えるようになったというのがその理由かもしれません。絵を買っていただけることと、絵が上手であることはなんらリンクしません。それをわかっているはずなのに、今後も絵で生活をしたいなら上手な絵を描かないといけないと、この頃思い違いをしていました。
絵で食べ続けていくために背伸びして上手に描こうとするのではなく、ヘタはヘタなりにそれを自覚して描き続けて、その結果食べていけなくなるならそれはそれで仕方がないと思っています。

今日のスケッチは道端のクローバーとヒメジョオン。
ではまた明日(たぶん)