昨日はいわみざわバラ園の色彩館でスケッチ教室の講師をさせていただきました。小学生から70代の方まで年齢はいろいろでしたが、みなさんとても上手でした。
僕がお伝えしたのは、水彩絵の具の楽しい使い方と、興味を持って描くことです。いつもスケッチ教室の際にお話しますが、興味のわかない対象はなかなかスケッチしにくいものです。「自分は絵が下手だ」と思っている方は、往々にして、大して好きでもないものを描いていることが多いような気がします。花でも猫でも車でもなんでもいいので、自分が「あ、これいいな」と思うものを描いたらいいと思います。
特別なものでなくても、日常の何か、例えばコーヒーカップとかミカンとか何でもいいと思います。
そして、遠慮せずたくさん描くといいです。うまく描けたとか描けないとかが気になるのであれば、人に見せなければいいだけです。
あ、もう1つだけコツがあるとしたら、例えばバラの花ように複雑なもの、要素がたくさんあるものはうまく描けなくて当然なので、ガッカリしてはいけません(笑)。先程のコーヒーカップのように、かんたんな形のものから始めるといいと思います。
あ、もう1つ。最初は鉛筆は4Bとか濃いほうがいいです。薄い鉛筆は線が細いので、こまかいところまで描かないと間が持たないことが多いからです。
ではまた明日(たぶん)