基本、相手に合わせるとダメ

仕事の絵を描いています。ハーブです。昨日からうまくいかないんです。「おかしいなあ、俺もうちょっと植物の絵、上手なはずなのに」と思うのですが、うまくいきません。

おそらく理由は下絵が上手すぎるから。

ページの中にこんな感じの絵を描いてほしいんだけど、という依頼なのですが、その依頼主さんの描かれた下絵が上手なんです(笑)。子供の頃から上手だった人と、僕のように付け焼刃で絵を生業にしている人間との大きな差。

そして「まねしたら自分でもこれくらい描けるんじゃないかな」と思わせるくらいササッと描いてあります。

描けないんですよ。

今日も午前中描いてみて、自分の不甲斐なさに呆然として、あとは天を仰いで過ごしました。まあ、ヘタなりに自分なりの絵を描けばいいんです。それをね、スタートでボタンの掛け違いといいますか、下絵に合わせちゃったんですよね。

それ絶対ダメになるパターンです。

普段のスケッチもそうですが、対象に合わせちゃうとダメなんです。一回つかんで、自分なりの解釈に持ち込めば描けます。スケッチがうまくいくときは、それが描きながらできています。

今回の仕事もそうやればいいんです。

でもわかっていてもできるかどうかは、そのときになってみないとわからない。

頑張りましょう、また明日(たぶん)