イーロン・マスクと私

10年以上前になりますが、サラリーマン時代に研修がありまして、より早くよい商品を作るには以下のどちらがいいでしょう、というのがありました。

  1. 緻密な計画を立てて1つ1つ問題をクリアしていった後に、商品化する
  2. とりあえず商品化して、失敗を修正して、また商品化する

答えは2です。100%の完成度に仕上げて製品化するより、完成度が低くてもとりあえず現場に投入しするのがよいというものでした。

実はこれは今現在、アメリカの宇宙開発でも行われていることで、NASAは緻密な計画で100%のロケットと探査機を打ち上げますが、起業家のイーロン・マスクのスペースXではとりあえずロケットを打ち上げて、失敗したら修正してまた打ち上げる、というのをやっています。NASAの場合は国家予算でやってますから、まいどまいどロケットを壊してたらめっちゃ怒られる、というのがあります。一方、イーロン・マスクは今までそうやってうまくやってきたし、だいたい自分の金だし、という割り切りでしょうか。実際、先日も11号機が爆発炎上したところです。

前フリが長くなりました。

昨日から今日にかけての僕の作業は、まさにイーロン・マスク。描いては失敗して、問題箇所を修正しつつトライ。また失敗…(笑)

いいものも悪いものも、とりあえずご覧頂きましょう。

結論としては、花単体で「作品」をつくるには、まだ力不足だなあということ。悪くはないけど、展示に耐える質には達してないなあ。やっぱりディック・ブルーナさんはすごいよ、という毎度おなじみの感想をいだきました。

僕はやはりたくさんの花で画面をにぎやかにしてなんぼなのかなあ。

さて、明日はどうするかな。

ではまた明日(たぶん)