青いクリ、拾いました

明け方は風が強かったです。札幌はかなりの強風で木が倒れたりしたようですね。北海道の木って雪や寒さには強いけど台風などの大風には弱いです。そもそも北海道に台風が来るようになったのはここ10〜20年くらいでしょうか。

朝起きて辺りを歩いてみたら、まだ緑色の木の葉がたくさん落ちていました。それに混じってクリも落ちてました。

きれいなやつを選んで「これはスケッチにいいわい。しめしめ」と拾いました。でも持って帰るのが大変。イガが痛い。どう持っても痛い。仕方ないのでまわりに誰もいないのをいいことに、腹が丸見えになりますがシャツをめくって、その上に載せて持ち帰りました。

castanea crenata
青いいがぐり

スケッチしていて気づいたんですが、イガって放射状に生えているわけではないんですね。表皮からランダムな方向に生えています。だからどういう風に持ってもどれかのイガが刺さる。

縄文時代の人はクリを計画的に栽培して食料や木材として利用していたそうです。すごいなあ。現代人の僕としてはつい、「縄文人=昔の人=遅れている人」みたいなステレオタイプで考えがちです。でも僕はクリを計画的に栽培もできないし、利用もできないでしょう。おそらくリス程度の利用しかできないはず。

リス頭。そんなこと言ったら、リスに失礼か。

それはいいとして、今気になって調べてみたんですが、クリって、イガが皮で、硬い茶色い皮が「果肉」で、食べる部分はタネなんですね! でかいタネだなあ。

とまあ、クリからいろいろわかった日でした。

そして花遊庭さんの展示の絵もすべてパッキングを終え、その勢いで発送も済ませました。素晴らしい!

ではまた明日(たぶん)