僕が最初に作品として描き始めたのは、いろいろな花を散りばめた絵です。今でもよく描きますし、困ったときはこれに戻るようにしている、いわば僕の基本。例えばこんな絵です。
最近はなくなりましたが、はじめの頃は「六花亭の包み紙みたい」と言われることがありました。
坂本直行先生のような方に似ていると言われると大変光栄ですが、六花亭さんの包み紙は坂本直行先生がああいう風にデザインされたわけではなくて、それぞれ別々の絵をおそらくデザイナーさんが集めてレイアウトしたものです。
では僕はどうしてこういう風にたくさんの花を集めた絵を描くようになったのかなあと、昨日考えていて、思い出しました。
動物病院です(笑)。
動物病院に行くと、よく犬の系統を一枚の図にしたポスターがありますね。猫バージョンもみかけます。
あれが好きなんです(笑)。
一覧でいろいろな種類がわかる、というやつ。貼ってあると、結構じっくり見てました。だから花で似たようなレイアウトの絵を描いたような気がします。
ではまた明日(たぶん)