結論:怒りっぽい人は禿げない

Ske564赤い花の色はウィンザー&ニュートンのパーマネントローズがよい。ちょっと人工的なほどの発色がバラや、このような赤のゼラニウムにちょうどよい。

さて、私は基本的に面倒くさがりなので、風呂も正直言って率先して入ろうとは思わない。人と会わないなら、また家族がいないなら、頭も洗わずにすませたい。
Ske565裏の空き家で咲いていたクレマチスを切り花に。赤と青の混じる感じがグッド。で、頭の話だが、頭は洗うだけでなく、禿げ防止に血行をよくするという目的もあるらしい。歯肉炎予防に歯茎マッサージの意味を込めて歯を磨く、のと同じである。実際、シャンプーのコマーシャルでは、タレントさんは頭皮を揉むように頭を洗っている。
Ske566また庭のスミレ。葉が広くて茎のラインがあって、花もポイントになるので、描きたくなる植物ではある。週末の度に描いている気がする。
Ske567オダマキ。途中の分枝の仕方も面白い。私は以前ストレスでや中央のあたりが薄くなったことがあり、父親もはげではないがふさふさでもないので、やや気にしている。
Ske568ゲウム‘マンゴーラッシー’。ダイコンソウの園芸品種。花心部分や葉の形が同じバラ科のイチゴなどと似ている。とにかく、血行をよくすることが禿を防ぐにはいいらしい。でも一日1回頭を洗ったとして、この程度のマッサージで血行はよくなるのだろうか。

Ske569よくなるにしても、禿を防止するほどの影響はあるのだろうか。このバラはミニバラの‘シンデレラ’という品種。こないだ買ってきた。これで盆栽をつくりたいのだが。

Ske570札幌では歩道の花壇によくジャーマンアイリスが植えられている。どーんと伸びて、色はちょい派手目。またこれがどんどん増える。そのジャーマンと、郵便屋さんのバイク。郵便屋さんはバイクを降りて携帯電話で通話中であった。マッサージくらいで禿が防止できるなら、世の中の肩こりで悩んでいる女性の肩はそうとう大変な状態ではないだろうか。肩こりは一時的にすっきりはしても、すぐにまた戻ってくる。ならば進行する禿は頭皮マッサージ程度では気休め以上の効果がないのではないか。
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Ske572猫。左はゲルインキボールペンと透明水彩、
右は「耐水性」インクのペンである。万年筆の場合、「耐水性」は信用できないことをこの数日痛感した。たいてい、「これまでのに比べたら」という但し書きをあえて表示していない。右の絵のように、水で流れることを有効に使った方がいいくらいだ。例えばセーラーの「極黒(きわくろ)」。単線でさらっと描いた線は5〜10分おくと溶けないようだが、線を重ねたり、交差している部分は溶けて色が濁る。TOOのCOPIC DRAWING PENはもっとひどい。半日たっても溶ける。同じく耐水性をうたう、ゲルインキボールペンがほとんど溶けないのと対照的で、同列には扱えない。でも万年筆の方が書き味がスムーズなので、これはこれで捨てがたい。なんかいいインクないか。色を塗ろうとしたらドロッと溶けてくるのは本当に腹が立つ。頭に血が上ってしまう。これはひょっとして、頭の血行がよくなるのではないか。怒ると血行がよくなるなら、怒りっぽい人は禿げにくいはずだ。つまりこれから髪の毛ふさふさのおじいさんを見たら、注意しよう。すぐにキレる人かもしれない。