迷いも芸のうち

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小さいスケッチブックがあると、つい買ってしまう。で、最近は文房堂のミニ画用紙スケッチブックを使っていたのだが、しっくり来ない気がして、やや高いがなじみのあるファブリアーノのベネチアブックに戻した。お、久しぶりにいい感触に近い。絵の具もシュミンケ・ホラダムに。
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中華料理屋で晩ご飯を食べた後、中国の蒸留酒汾酒をスーパーで買った。輪郭線は1本ではなく、何回か描いてみる。こないだポストカード用の絵を描くときにやったらなにげによかったので、スケッチでもやってみる。と、なんだかそれらしい形に。また瓶らしくなった。
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気をよくして、花でもやってみた。1本でキメずに、何度か描きながら形をまとめる、つまり「迷い上等!」という感じで描くと、意外にそれらしい絵になってしまう。ずるいけど、これはおいしいし、描きやすい。優柔不断な私にぴったり。
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プリムラ。常緑なので、雪解け後の葉は汚れている。その中から出た花は純白で中央が黄色い。形も色も人工的なバリバリの園芸種なのに、姿はけなげ。
ここでも迷い線が有効。土の感じは紙と絵の具の相性の良さか。まあ、描き手の腕でではないことは確か。
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クロッカス。なんだか最近オレンジ色をつくろうとすると濁る。それはともかく、意外に難しい花のような気がする。今まで一度も満足に描けた試しなし。
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フキノトウ。本当はもっと明るい緑なんだけど、ボールペンのインクがにじんで。いつもはこんなににじまないんだが。でも結果それなりにフキノトウらしい雰囲気。

迷い線はきっと絵の教科書的にはNGだが、「これが俺の画風」と言い切ったら、それで自分の線になる。そして、やっぱり私は「ベネチアブック」とホラダムだよ。

あ、今、「カメの散歩」をポストカードにしている。印刷の具合がよければ、次は「土星のバラ」。時間があれば「虹の作り方」もポストカードように描き直して編集したい。
あと、長編で自分で気に入っている「さまよう手紙」と「On Footprint」はレターセットかあるいは別の形で提供できるようにしたい。