「怪談」の脚本が「怪談」じゃなくてもよくなり

依頼された「怪談」の脚本ですが、上演場所がまた変更になりました。はじめは小学校の体育館、次に教室といういずれもかなり性格の強い場所で、物理的にもデハケの場所も限られる舞台でした。当然、それに合わせて中身をつくらないといけなかったんですが、先日また場所が変更になるとの連絡を主催者から受けました。今度は小劇場です。
まあ、劇場であるからにはあまり制約もないし、性格も強くないので、自由度は増して書きやすくなったといえるでしょう。でも今まで構想してきたのは何だったのか、という問題もあるので、主催者に「いっそ怪談とか裏切りというテーマもなしにしませんか」と提案したところ、受け入れていただけました。
そんなわけでもう制約はほとんどありません。「ススキノに関連したものであること」「登場人物は数人で、作り込めるものにすること」ということだけ。安心です。なんとかきちんとした脚本に仕上げたいものです。