冬が…

ストーブの前でねむる妻(昨日)

ミゾレとあられ混じりの一日。札幌では結構降ったらしい。普通は岩見沢の方が降るのに。
明後日から東京、その後はすぐに十勝。ひょっとしたら、戻って翌日には再び十勝かもしれない。なんて楽しい。移動ばっかりだときっと楽しいだろうな、とよく思う。
でも家の中も楽しい。

自分の性格は、人にかまってもらったり、関心を持ってもらったりするとそれでうれしくなる。逆に関心を寄せられないと、寂しくなる。ほとんどどの人も、そして動物も、関心を寄せられないとひがんだり寂しくなったりするものだが、そういえば私は小学生の頃は目立ちたがり屋だった。あれも要するに他人からの強い関心を求めていたのだと、ストーブにあたりながら気づく。

ストーブは面白い。薪ストーブは木を火にをくべて炎を眺めていると時間の立つのを忘れるそうだ。暖炉があると、もっと楽しいのだろうか。いずれにせよ、こういう時間は本州のストーブ(北海道で言うところの「ポータブルストーブ」)では味わえないと思う。

さて、来月半ばで42になる。人生も半ばを過ぎてしまっている。ということは、親はとっくに半ばを過ぎて、終盤に差し掛かっているのである。息子の自分に何が出来るのか、遅ればせながら考えてしまう秋の夜長。

猫に集われる妻。この後すぐ布団に行く