先週末は大雪森のガーデンに行っておりました。ポール・スミザーさんの講演を聞いて(この人のお話を聞くと、ものをよりシンプルに考えることの安心と自由を感じます)、その後は自分も舞台に出てのトークショーでした。写真家の市根井さんとポールさんのお話をつなぐという役割だったのですが、無事まとめられてなによりでした。
ポールさんのお話は「花が派手でも地味でも、植物としては皆平等。それを庭に植栽する上で大事なのは適した環境に合わせてあげること」という思想が一貫しています。それが尊敬できるポイントの1つですね。他にもたくさんありますが、私がまとめるのは僭越でしょう。ご興味があったら本や講演などでぜひそのお話に直にふれていただきたいと思います。
その翌日は大雪森のガーデンの展示最終日でしたが、残った絵は全てそのまま展示しています。どうぞご覧ください。
更にその翌日3日月曜日は大雪山の黒岳周辺、赤石沢などにも足を伸ばして久しぶりに高山植物を堪能してきました。特に沢周辺ではエゾコザクラやイワヒゲ、チングルマなどが咲き、人の手の入っていない原始の大地はこのようなものだったのかと、畏怖と感動の風景でした。
更に翌日4日はちょっとバラの関係者を地元でご案内して、午後から5日にかけてはちょっと足を伸ばして、今まで行ったことのない摩周湖などを見てきました。
さて次の週末は十勝ヒルズのイベントがあり、それに何かしらと出番があります。今年よくご依頼いただいている巨大ぬりえもつくりますよ。