季節の歯車が

おかげさまで昨日はネットショップ「藤川志朗の展示室」にたくさんのご注文を頂きました。お買い上げいただいた方々には心からお礼申し上げます。またご覧いただいただけの方にも同じくらいお礼を申し上げます。僕の仕事は絵を見てもらうことなので、このコロナウイルスの春にそれができて本当に良かったです。

4月中旬頃にはどうなるかと思いましたが、京阪園芸さん、京成バラ園芸さんのネット販売で絵を見てもらう機会を得て、また今回自前で見てもらう場所を作れました。元バレエダンサーの草刈民代さんがインスタグラムで「ダンサーは踊らないと始まらない」とおっしゃってましたが、まさに僕も絵を描かないと始まらないし、それを見てもらわないと始まったことにならないです。この度はありがとうございました。

タンポポ
タンポポ。

今日、外に出たら昨日にもまして緑が深くなっていました。いや、昨日は曇り空だったから気づかなかっただけかもしれません。少なくとも昨日からハルゼミが鳴いていました。もしかしてこれは…。季節が1つ進んだのかもしれません。春の終盤と言うか、初夏に近い空気。どこか遠い空の上で「ごっとん」と季節の歯車が動いたような気がします。

コバナアザミの蕾が上がってきました。

前にも何度か書いたかもしれませんが、僕は北海道のこの時期が一番好きです。緑が萌えるというか、燃えるというか。春もいいし、花の多い6月下旬頃もいいし、秋の紅葉も、真冬の真っ白な風景も全部いいですが、この5月下旬から6月にかけての時期は、全世界を肯定したくなるような緑の勢いがあります。

ではまた明日(たぶん)

あ、「藤川志朗の展示室」の方はちょくちょく予告なしに絵を加えます。どうぞよろしくお願いします。