脚本を書く時には必ず構成を手元に

高校生の時、わたしは山岳部にいました。そして集団行動が嫌いなわたしは、よく一人きりで山に行きました。当時尊敬していたのは植村直己さんです。
一人で山に行く時、大切なのは現在地を見失わないこと。当たり前ですね。迷っても誰も慰めてくれません。だいたい慰められても山ではどうしようもないんですが。
だから地図って大切です。だから地図はいつでも出せる場所に入れておく、これは山登りの鉄則です。

さて、これまで「脚本の書き方」で何度も書いたように、構成はとても大事です。もちろん行き当たりばったりで書くのを否定しません。わたしもはじめは行き当たりばったりで書いていました。だいたい何をどう組み合わせたら「物語」になるのかさっぱりわかりませんから。
でも何度か書いてきた人にはぜひ、構成を組み立てた上で書いて欲しいです。構成は地図のようなもので、今現在自分がどこのシーンを書いているのか、そのシーンは次のシーンへ何をバトンタッチすればよいのかがわかるからです。
なので、構成を紙に書いた上で、脚本を書いている時には必ず手元に置いておくなどする方が安心してすすめられます。構成が表示できるテキストエディターなどもよいでしょう。わたしの場合、windowsを使っていた頃はWZeditorを愛用していました。別ウィンドウで構成が表示できるんです。これに匹敵するMacのエディターがないのが残念。まあ、紙に書いて張っておけばよいのですが。

もちろん、脚本に限らずどんなものをつくるのであれ、勢いはある程度大切です。つくっているうちに、あるいは書いているうちにはじめの構想ではなく、別のすばらしいアイデアを思いついて、そちらに方向転換することもあるでしょう。それはそれでいいんです。そしてその後もう一度構成を修正すればいいんです。
構成は「守るべき法律」ではなくて、あくまで自分のイメージの地図です。イメージが変われば地図も変えていいんです。でも森の中で方向を見失わないようにするためのツールは必要なので、構成はいつも観られる場所に置いておくのがよいでしょう。


札幌今天成為了雪

北海道的花通訊。4月3日。札幌今天成為了雪。本星期雪好像多,花開始開還先快要變成了。


脚本あるいは演劇、あるいは好きなことで食うには

今日は脚本の書き方と言うよりは、それでどう食べていくのか、と言うお話。
検索エンジンからこのブログにたどり着いた方のキーワードとして、「脚本」「書き方」があります。皆さんきっと今、自分が抱えている脚本をどう形にしてよいのか悩んでいるのだと思います。
中には、すでに何度か書いている人もいることでしょう。
そういう人は、将来やはり演劇で食べていきたい、映画で食っていきたいと思っているのでしょうか。もしそうであれば、ぜひ頑張って下さい。わたしの場合は「どうせオレのは商業的じゃないから」と演劇で食べていくことはほとんど考えていませんでした。かといってほかに何か食べていけるスキルを身につけるでもなく、またサラリーマンになるのを食わず嫌いしていて、何もしてませんでした。その反省を込めて、いつもわたしが読んでいる梅田望夫さん(筑摩書房「web2.0」で有名になった方)のブログから引用して紹介します。

やりたくもないことをやり続けて一生を送り、それで仮に裕福な生活を送ることができても、僕にとってそれは「サバイバル」ではない。そんな人生は絶対に嫌である。そうだそうだと共感する人も多いかもしれないけれど、意識的で戦略的でなければ「好きを貫く」人生なんて送れないよ。

My Life Between Silicon Valley and Japan – 「好きを貫く」のはそんなに簡単なことではない。意識的で戦略的でなければ「好きを貫く」人生なんて送れないよ。より引用】

好きなことを続けて行くには、確かに相当なサバイバルが必要です。それで食っていくとなればさらに。
わたしは今脚本家にはなりたくないですが、絵を描くのが楽しくて、それで物語を作りたいと思っています。それで食うためにはどうしたらよいか?これまたニッチなことをやりたいものですが(全くひねくれ者です)、中年にさしかかった今、あきらめずに戦略的に考えていきます。


我的家藏紅花冒出了芽

住在台灣,喜歡花的人,你好。我在北海道養著花。
北海道是日本的尤其最氣溫低的地方。在東京今櫻是盛開,不過,北海道還雪殘留著很多。
可是總算前幾天,在我的家藏紅花冒出了芽。附近有藏紅花開很多的公園,不過,芽出來很多到那裡。但是,好像要開放還早。鬱金香也開始冒出新的芽。開始出現的鬱金香的葉做著紅茶色,葉脈厲害地漂亮。
北海道也總算是春天。

台湾に住んでいて、花が好きな人、こんにちは。わたしは北海道で花を育てています。
北海道は日本の中でも最も気温の低い場所です。東京では今桜が満開ですが、北海道はまだ雪がたくさん残っています。
しかしようやく先日、わたしの家でクロッカスが芽を出しました。近くにクロッカスがたくさん咲く公園があるのですが、そこにもたくさん芽が出ていました。でも、咲くにはまだ早いようです。チューリップも新しい芽を出し始めています。出始めのチューリップの葉は赤茶色をしていて、葉脈がすごく綺麗なんです。
北海道もようやく春です。

ブログは頻度か!

ふと気がつくとこのブログへの訪問者が増えていました。理由はわかりませんが、それまでと違うことは1つ。毎日更新したこと。
私が欠かさず読んでいるブログの1つに中島聡さんの「Life is beautiful」がありますが、先日のエントリーである本が紹介されていました。コグレマサトさんの「口コミの技術」。私はひねくれ者なので、普段は他人のサイトのアドセンスやアフィリエイトはクリックしないのですが、以下の文を読んで思わず買って読んでみました。

ますます重要になるであろうCGMマーケティングのノウハウの蓄積に関しては、「企業」ではなくて、コグレさんのような「個人」がすごく重要な役目を果たしている

Life is beautiful: 「個人」に蓄積しているCGMマーケティングのノウハウより引用】

で、読んだ私の感想ですが、期待していた

テーマの選び方、分かりやすい文章の書き方、読んでもらえるタイトルの付け方、クリックしてもらえる広告の配置のしかた、買ってもらえる書評の書き方、炎上しにくいエントリーの書き方、コメントをたくさん書いてもらえるエントリーの書き方、適切な問題提議の仕方、ページビューの稼ぎ方、リピーターの獲得のしかた

Life is beautiful: 「個人」に蓄積しているCGMマーケティングのノウハウより引用】

は載っていなかったものの、個人ブログが育つ第一歩として

  • 半年以上にわたって毎日更新する
  • 蓄積したエントリーの数が300を超える
  • 一日のPVが500以上になる

と書かれていました。最後の3つ目は自分の努力ではどうにもなりませんが、上の2つは自分次第です。毎日更新していたらPVが増えたことを思い出し、ちょっとがんばる気になりました。

感動して欲しいシーンで感動してもらう方法

  今まで脚本や物語を作るときに大事なこととして「自分の想像力を現実に再現する」ことだとお話ししました。
でも、想像したものを見せるだけで喜ばれるものなのか、という根本的な疑問があります。

よくあることですが、他人の見た夢の話ほどつまらないものはありません。「奇想天外だけど…」何も共感するところがない。
またデジタルで作成した絵は、見たこともないようなことが描けていても、なぜか感動が少ない。

また逆に、例えば「これすごい素敵だ」と思った写真や絵を他人に見せた時に、とんちんかんな感想や否定的な意見を言われたことは誰しもあるはずです。

自分が感じた感動を他人と共有するにはどうすればよいでしょう。
1.「可能なこと」と「したいこと」はちがうと認識する
脚本ではあまりないでしょうが、映画や絵画ではデジタルでいろんなことができるようになったので、あれもできるこれもできるといろいろいじりがちです。でも、それで実現できることはあなたが本当に見せたかったことでしょうか。技術は自分がやりたいことを実現するために用いるもので、自分のやりたいことを換算させるために使うものではありません。

2.文脈を丁寧につくる
自分が素敵だと思ったことを共有してもらうためには、感動までの道筋、つまり文脈を共有することが前提です。文脈とは、設定と流れのこととここでは解釈して下さい。
脚本でいえば、まず抱えている問題設定や描く登場人物の方向性など、地盤になる部分を理解してもらうこと。その次に共有して欲しい感動に向かってほかの人も同じ道をたどれるように、別の方向へ迷わないように、道筋をつくってあげること。つまり見せたいシーンまでの物語を、シーンそのものと同じくらい大切に書いてあげます。
そういう意味ではサービス精神旺盛な人は脚本や物語作りに向いています。最近言葉で言うと「ユーザーエクスペリエンス」でしょうか。べつに物語の道筋だけでなく、読む人や見る人をできるだけ早く物語に引き込むためには、笑わせたり脅かしたり、それ相応の仕掛けを考えてあげなければなりません。中盤でも終盤でも、それなりのサービスが必要があってこそ赤の他人である読者・観客を引きつけていけるのだと思います。

そう言う意味で、脚本家には本当にサービス精神は必要だと思います。

三菱uniペリシアを使ってみた

Iroenpitu色鉛筆は洋の東西を含めていろいろなメーカーとブランドがあります。
描き味はそれぞれ微妙にちがいます。買う時には試し書きなどもしながら、すごく迷って今うのは私だけではないと思います。

高級なブランドには海外物が多かったのですが、昨年三菱鉛筆からでたのが「ペリシア」。それまで最も高いファーバーカステルのポリクロモスなどよりもさらに高い315円/本。また箱もすごく高級で、なんとバラで買うよりもセットのほうが箱代がはいって高い!? おそらく中高年の塗り絵ブームと高級志向を意識した商品なのでしょう。でもいったい描き味は? インディゴ系の色が必要になって、1本買ってみました。

で、上の塗り見本。
うちにある色鉛筆で同じような色と比べてみました。紙は画用紙です。
ペリシアは確かにねっとり、と言う感じです。
近い感触なのがステッドラーのカラトアクエレル。ちなみにこれは水彩。
あっさりで滑る感じなのがファーバーカステルのカラーグリップ(水彩)。三角形の軸のやつです。描き味は別として、デザイン的にはこれが一番楽しく描けて好きです。
カラトアクエレルとカラーグリップの間がヴァンゴッホ水彩でしょうか。

で、ペリシア315円ですが、比較したほかのがだいたい単価180円くらい。315円分の値打ちがあるのかどうかですが、少なくとも私にとっては必要ない、と言う結論。水彩にする気は全くなくて、こういうねっとり描き味が好きという人で、かつお金持ちで、かつ色数は必要ない、という人にはOK。なんせまだ36色しかないですから。鮮やかな色はあっても、葉の色や幹の色、空のグラデーション、街を歩く人の服、といったことを描きたい人には色が絶対的にたりないと思います。

大人の塗り絵を意識した商品ですから、そんなの必要ないのかもしれませんが。