shiro について

花や風景を水彩絵の具で描くイラストレーター。花のイラストでパッケージをつくったりビルの壁画を描いたりするのが夢。

犬と猫のちがい、オオバボダイジュ

このところいい天気で、昨日も日中はぽかぽかとした陽気でした。

猫もじょじょに遠出を始めました。

犬と猫の違いっていろいろ言われますが、道の途中で自分の家の犬や猫にばったり会った時にその差を感じます(最近はぶらぶらしている飼い犬は見かけませんが)。嬉しそうにするところまでは同じですが、その後犬は飼い主のあとをついてくるのに対して、猫は飼い主の行く先に関係なく自分のルートを歩き出します。

あと、呼んだ時に返事や反応をするかどうか。おとなり(といっても300mくらい)の農家さんの倉庫にいることはわかっているのですが、まだ日が高くて帰りたくないときは無反応。暗くなってから呼びに行くと返事をします。

連れて帰るにも、車に乗せると病院に連れて行かれると思って嫌がるのは犬も猫も同じなので、後ろから車でそっと追いかけます。犬なら道の端に止まって車を通しますが、猫は危険がないと分かればそのまま道の真中を歩きます。おかげでこちらは時速2kmで猫を後を追うはめになります。

おとなりの農家さんの脇に生えているオオバボダイジュ

おとなりの農家さんの脇に生えているオオバボダイジュ

岩見沢でラン展

人でごった返すような展示もいいですが、1鉢ずつじっくり見られる方が違いがよくわかります。今、いわみざわバラ園の色彩館でラン展が開催されています。

株数は多くないかもしれませんが、種類はたくさん見られます。アングレカムが並んでいるとは驚きです。大きなラン展では審査段階で落ちるからでしょうか。

ランというと、ガーデニング好きな方に「ちょっと派手すぎ」と思われることがありますが、熱心な愛好家のボリュームと一般の人を惹きつけるイベント力は、バラより大きいのではないかと思います。

思い起こせば、私、植物の原理原則みたいなものはランから学んだのでした。木に着生するとか、休眠期と成長期があるとか、適温とか、派手さとか、ガーデン植物から見て奇妙奇天烈に見えるところ全てに合理的な理由があって、その機能性に目を開かれたのでした。ランがそうだということはほかの植物もそうだろうと演繹して行ったら、まさにそうで、特に野生植物はぜんぶ合理的なことに気づいて、植物の皆さんに尊敬の念をいただくようになりました。

すると植物の先生が仰る栽培ノウハウも、ぜったい必要な部分と、あったらなおよい的な部分が見えてきまして、するとガーデン雑誌の編集も楽になりました。

そんなわけで、最終日の日曜日も会場に行こうと思います。ちなみに私の「洋ランマグカップ」と「洋ランポストカード」も売っています。なんや、宣伝か。

ミニカトレア

ミニカトレア

今日はエアコンなしで

今日は岩見沢バラ園に行きました。明日からラン展なので、そこで販売してもらうマグカップとポストカードを持って行きました。

すでに会場にはランがいっぱい並んでいて、彩りがもう冬じゃなかったです。

ついでに温室でクリスマスローズをスケッチ。

SCN_0082家に帰るまでの車の中、あまりにぽかぽかとした日差しで、エアコンを切りました。

そういえば来るまでの道すがら、久しぶりにエゾシカを2頭、道路で見ました。私の車を見て「なんか来たから逃げよかな」てな具合で斜面を登って行きました。また家の近くにも来てくれたらいいのに。

あ、忘れてました。先日アップした線画はこんなふうに色を付けました。↓

SCN_0078

 

さあ、どうするべき?

画材というのは永遠の悩みです。

あちらを立てればこちらが立たず、ということがよくあります。この紙を使って、線はこのペン、塗りはこの絵具、といきたいところが、互いのいいところをつぶし合ったりして困ります。

いろいろ試してみても納得行く組み合わせってないもんですね。

SCN_0077これも、ここまで線描きしたものの、何で色を付けるか悩み中です。まあ、こだわっているのは本人だけで、見る人にとってはあまり変わらないのかもしれませんが(笑)。

ツルウメモドキ

すでに一昨日のことですが、スキーで雪の上を散歩しました。すでに2月、だいぶ雪がしまってきました。

ツルウメモドキとシラカバ

ツルウメモドキとシラカバ

風が強い場所だったせいか、ツルウメモドキの実が残っている木がありました。雪の中に赤い点があると思わず目を引きます。

ニワウルシとタラノキ

ニワウルシとタラノキ

バラのイラスト

いま、バラのイラストを整理しています。

貸し出すことになったので始め(ざるをえなかっ)たのですが、最近レパートリーが偏っていることに気づいて、ちょっと反省。だんだん描きやすい種類で紙を埋めているようです。

宿根草のイラストもそうですが、もうちょっとレパートリーを増やさないと。早く花の時期にならないかな、とおもったりします。

butterscotch

(C) shiro fujikawa