思いつきだけの一日

今日は「こういうのを描こう」と筆をとって描き始めて「あら違うなあ」と筆を置き、「じゃあこういうのを描こう」と描き始めて「違うなあ」と筆を置き、また「こういうのを」…の繰り返しの一日でした(笑)。結局作品らしい絵は1枚も描けませんでした。唯一仕上がったのはこの絵ですが、展示に出せるかというとちょっとどうかなあ。

あ、そういえば先日「雪の絵も最後かなあ」みたいなことを書きました(笑)。でも今日からまたしばらく雪が降ります。窓の外を見ていたら、雪の絵が描きたくなりました(笑)。

ではまた明日(たぶん)

世羅高原農場さんのパンフレットの表紙

広島県の世羅高原農場さんでは、僕の絵を使ったグッズをたくさん販売しています。そして新しく作るパンフレットの表紙の絵を描かせていただきました。

世羅高原農場さんの運営する花畑はチューリプやネモフィラやバラやダリアなど、季節ごとにいろいろありますので、パンフレットも春〜初夏と、夏〜秋の2冊を作成するそうで、今回ひとまず春〜初夏が出来上がり、早速送ってもらいました。

デザイナーさんがいい仕事をしてくださって、僕の絵がずいぶん映えます。ありがとうございます。こんなふうに絵を使ってもらえると、僕もとても嬉しいです。

売り物ではないみたいなのでネットで購入できないのが残念です(笑)。

さて、今日は2枚描いて、2枚とも失敗でした。新しい描き方をやってみての失敗だから、まあいいとしましょう。「この描き方はできないんだな」とか「これは今の自分には無理なんだな」ということがわかっただけでもプラスです。

幸いなことに(笑)、明日から3日間集中して絵を描くことができます。また天気が荒れるようです。晴れていたら「走りたいなあ」とか「でかけたいなあ」とか考えてしまいますが、問答無用で大荒れの天気になるようなので、家にこもって絵を描くだけです。3日分の食料や日用品の買いだめもしました。

そういえば今朝は久しぶりにちゃんとした雪かきをしました。久しぶりすぎてやり方を忘れてしまいそうです。明日からはまたしばらく雪かきの日々になりそうですから、その準備運動として幸いでした。

ではまた明日(たぶん)

そろそろ冬の絵の終わり

描きたいものは、やはり季節と連動します。「いい景色だなあ」と思ったら、それをどうやって自分の絵に落とし込むかを考えてしまうからです。逆に言うと、反対の季節はなかなかイメージが湧きづらいです。今だと紅葉とかですね。

そういう意味では空が春めいてきた2月半ばというのは、衝動的に冬の絵を描きたくなる最後の時期かもしれません。

いや、でもですよ。明後日から来週頭にかけては、またかなり雪が降るみたいです。そしたら真冬の絵に逆戻りするかもしれません(笑)。

ところで、昨日から今日にかけて読んだ一冊。三砂慶明著「千年の読書」はもしかしたら早くも今年最高の1冊かもしれません。著者の体験と絡めながら料理からお金、経済、仕事、死というテーマに至るまで、それぞれ30冊くらいの本を紹介してくれています。最近エッセーなどで多い「はしゃぎ系」の文体ではなく、訥々と自分の言葉で丁寧に話してくれる、そんな文体なのでとても読み心地もいいです。またこうしたブックガイドはえてして「役に立つ情報」として本を扱うことが多いですが、この本は著者が人生の折々で偶然出会って必要と感じた書籍を紹介してくれているので、それぞれの本への愛があります。だから書評の形をとったエッセーとしても秀逸です。本の紹介の本なのに、読後感がすごく充実していました。著者は大阪梅田の蔦屋の本のコンシェルジュだそうです。

僕は本の紹介がうまくないので、もしよろしかったらぜひこちらの書評を御覧ください

ではまた明日(たぶん)

本の渋滞

子供の頃から本好きではありましたが、高校2年のときに突然文芸書に目覚めてやたらと小説を読みました。この頃は感情が必要以上に動かされるのが辛くなることが多くなり、村上春樹さんしか読まなくなりましたが(笑)。

でも小説以外ならちょいちょい読みます。展示などで出張中は、毎日その街の書店に行くのが楽しみです。ただ普段は時期によって濃淡がありまして、すごく読むときとあまり読まないときがあります。これは僕の気持ちにムラがあるというよりも、書店に並ぶ本が僕の読みたい本が続く時とそうでない時がある、という供給側の事情によるものです。

で、今はすごく読む本がたまっています。

大好きな宇宙物理系の新書は難しくて、さすがになかなか読み進められず、そのせいで渋滞を起こしてしまいました。

でもそれを今朝読み終わり、昼前にアマゾンから来た本は逆にすごく読みやすくてもう半分まで来ました。明日には読み終わると思いますので、のこり4冊です。

読んでばかりでいつ仕事をしているのか、と言われそうですが、難しい本は1日30分も読めないので支障はありません(笑)。今日の本はだいぶ時間を費やしていますが、今朝は朝5時過ぎから仕事をしていますので、全体的には問題ないかと…。

でもやっぱり本はいいですよ。

ではまた明日(たぶん)

春が近づいてきましたよ

今日は月に一度の、NHK文化教室札幌教室の日でした。車を運転していると明るい日差し。そして水たまり。おお。水。

気温は氷点下でも、日差しがあるのでアスファルトの上はプラスになって雪が溶けていきます。もう2月半ばなら、そうなっても不思議はないですね。

空の色にもこころなしか温かみを感じます。

そう言えば、おとといはランニング中に水たまりに足を突っ込みました。気温は低いので、その後寒いこと(笑)。あと2キロで家というところだったのが不幸中の幸いでした。

早く春にならないかな。でもその前に絵をたくさん描かないと。この頃定番のジレンマです(笑)。

ではまた明日(たぶん)

ミスドのドーナツ

オリンピックが苦手です。いや、正確にはオリンピックの報道が苦手です。やたらと「感動!」とか「残念!」とか感情を煽られるので、ちょっとしんどくなります。不利があると不正があったとか誤審だとか声たかだかに言われるのも、その競技に関わる人へのリスペクトをおろそかにしているように感じて嫌な気持ちになります。実際その道のプロが現場で見た見解なら拝聴したいですが、4年に1回しかそのスポーツを見ない人が映像越しに騒ぐのは選手への応援ではなくて自分の都合ではないでしょうか。自分の心の鬱屈を選手に投影して依存して、結果が期待値を上回ると「感動した」といい、下回ると「がっかりした」といったり「不正だ」と言ってるだけのように思います。

まあ、こうすることで視聴率やページビューが稼げるというのも、そうしたアオリ系の報道が増える理由だと思いますが。でもそこには選手へのリスペクトはないなあ。そう言えば新庄監督のインスタで紹介されていた動画で、亡くなられた衣笠祥雄さんが「マスコミは自分のための仕事しかしてない」とおっしゃっていましたが、その通りだなあと思う今日このごろです。

選手は我々の感想に関係なく、思い思いに競技をやっていただければと思います。

珍しくややこしいことを書きました(笑)。

ところで、ミスドで新しく高級ドーナツが出たのをご存知でしょうか。高級って言っても200円くらいです。そもそもスイーツ業界に詳しくないので、気がついたのが最近というだけで、もしかしたら以前からあったのかもしれませんが、チョコレートクリームが入ったしっとり系のドーナツがあります。たまにミスドの前を通ると買ったりします。チョコ系のおやつが好きな僕は、これがすごくお気に入りになりました。

こうしたオリンピックの報道でイライラさせられているせいか、あるいはランニングのフォームについて悩んでいたせいか(おいおい、絵のことで悩めよ)、今日はこのドーナツを一口食べたら、疲れた頭の中がじんわりと和らぎました。甘さの余韻にひたって1分くらいは口がきけないくらい感動しました。最高の時間(笑)。

僕は高級なお店のスイーツにはあまり興味がなく、むしろチェーン店のスイーツが大好きです。この新しいミスドのドーナツも素晴らしいですし、ドトールのミルクレープも好きです。

あ、でも展示会などでは絶対に、差し入れに持ってこないでください!

たまに食べるから美味しいのであって、しょっちゅう食べたり、連続して食べたりすると感動が薄れてしまいます。食べたいときには自分で買いますから、ぜったいに、持ってこないでください! 本心です。たまに食べて感動する時間を大事にしたいので、本当に、くれぐれもお気遣いなさらぬよう、お願いします。

おやつも食べるけど、仕事もしてますよ(笑)。

ではまた明日(たぶん)

なんだかんだ言って、冬は好きです

雪が多いとか寒いとか運転が怖いとかいろいろ言いますが、なんだかんだ言って、冬は好きです。晴れた日の景色は最高です。

田んぼや畑もこの時期は真っ白です。ランニングをしていても(寒いけど)すごく素晴らしい景色を見られることがよくあり、「もう最高〜」と思うこともしばしばです。そんな景色を覚えておいて、少しアレンジして描きました。

いやいや、雪が白いからって塗ってないわけではないですよ。実物をご覧になればうっすらと水色を塗っているのがおわかりになるかと思います。ただ、描きこむ要素が少ないのですごく早く終わりましたが(笑)。

このところ雪かきをしない日が続いています。毎日天気もいいです。すごく助かります。このまま春になりますように。

ってやっぱり春がいいのか。

ではまた明日(たぶん)