パクチーとミツバ

初めて僕がパクチーを食べたのはいつだったかな。上野ファームさんのレストランでタコスライスを食べたときに「なんか変な香りがするなあ」と思っていたのですが、後から思えばあれがパクチーでした。

あの香りは好きな人も苦手な人もいます。また人によって表現の仕方がいろいろありますね。でもこれだけ人によって捉え方が違うということは、もしかしたらパクチーの成分が人によって異なるレセプターにくっつくせいかなと想像したりします。ちなみに僕の表現としては「雑巾みたいな匂い」です。

ところで、セリ科の植物はシソ科と並んでハーブとして使われることが多いですね。例えばフェンネルやディル、パセリ。お雑煮によく入っているミツバもそうですね。

そのミツバですが、うちは田舎なので何気に生えています。

最近、それらを摘んで食べることがあります。野良のミツバです。摘みたてなので香りがいいです。

でも今朝食べたのは、あの爽やかな感じの香りとは違っていました。なんというか、ひと言でいうと雑巾みたいな匂い。あれ、これってパクチーの香りと同じかも。

同じセリ科ですから、同じ香りがする可能性は大いにあります。

まあ、ただちょっとミツバのイメージが…(笑)

今日描いた絵はローズガーデン。

ではまた明日(たぶん)

宝くじは買わないと当たらない。絵は

そんなに落語を見たり聞いたりする方ではないですが、上方落語では故桂枝雀師匠が一番好きです。確か「高津(こうづ)の富」のまくらだったと思いますが、「皆さんご存知でしたか? 宝くじは買わないと当たらないんですって」というセリフがとても好きです。

実際、ジャンボ宝くじのCMを見ると「1等でも当てて贅沢してみたいなあ」と思う割には、僕はほとんど宝くじは買いません。買わないものは当たらないわけで、そんな奴は一生夢を見ているしかないのです。

同じく、絵も描かないと人に見ていただけないわけで、「展示が近くてたいへんだあ」と言っていても準備は前に進まないのです(笑)。だから1日1枚を目標に、頑張りましょう(笑)。

落語のまくらでは、もう1つ忘れられないものがあります。若手の落語家さんたちの合同ライブで、もうお名前も忘れてしまいましたが、とある落語家さんが「顔の前でうちわを動かくと涼しいのに、うちわの前で顔を動かしても涼しくないのは、どうしてなんでしょうね」とおっしゃってました。

あれから30年くらい経ちますが、その謎はいまだに解けません。

ではまた明日(たぶん)

強風のあと

昨日の強風で、草刈りのときも大事に残していたチシマアザミやオオウバユリが倒れてしまいました(泣)。どちらも本来は林の中に育つものなのに日向で周りの草も刈ってあげたのが仇になってしまったようです。

とはいえ、どちらもまだ他に株はありますし、そもそもすぐにこぼれ種で殖える植物。落ち込むほどではありません。

うちの周りは良いとして、他に被害が出ていないか、近所を回ってみました。ついでにスケッチを。

トチノキ。マルハナバチが相次いで訪れていました。
ホウチャクソウ。他の場所にはないのに、ここだけ10株くらい集中してました。

今日は天気も良くていい日でした。

ではまた明日(たぶん)。

風強いですねー。

予報通り、今日は強風で雨も降っています。雨の方はさほど強くないのでまだ安心です。とはいえ、風が吹きすさぶ音や木々がたわむ音が聞こえるせいか、それとも低気圧のせいか、あるいは単に難しい絵だからか(たぶんそれ)、今日はなかなか思うように体が紙に向かいませんでした。

でもなんだかんだ言いながら、結局1枚描きあげました。

このバラの花束の絵は何枚も描いていますが、毎回花の種類を変えたり、色の組み合わせを変えたりしています。今回は赤と黄色の花を入れない絵にしてみました。

赤を入れると強さと重みが出ます。黄色を入れると華やかさとにぎやかさが出ます。一長一短なんですよね。

でも改めて今日思ったのは、自分は本当に絵が下手だなあということ。これは謙遜とかそういうものではありません。途中であまりの下手さ加減にやめたくなりましたが、「いやいや上手下手を超えたところにも絵はあるはずだ」と気を取り直して描き進めました。

教室をやっていても、参加された生徒さんのほうがデッサンがすごく上手なことがあります。正直「何に困って参加されたんだろう」と思うこともあります。

ただ、下手の負け惜しみではないですが、絵はただ上手に対象を写せればよいというものでもないように思います。では何をどう描けばいいのかーというのはわかりません。答えは絵を見てくれて買って下さる皆さんが知るのみです(笑)。僕は僕が描きたいものと、可能な限りの技術と、見てくださる方の感想(言葉だけではなく、表情や無反応も含めて)の3つを頼りに絵を描いています。

ではまた明日(たぶん)

明日は要注意

今日は午後から野幌森林公園に行きました。公園とは言っても、遊具とか木道とかあるような街の公園ではなく、簡単に言えば国立公園みたいなものの小さいやつです。かつて人の手が入ったところもありますが、おおむね自然のままの森です。うちの周りの林とは違う野草が見られるのと、大きな木が多いのが魅力。そしてアップダウンがあるとはいえ、ランニングしても楽しいのです。

今日は木々の葉とシダの葉がすごくきれいでした。

シダも描けるようになってみたいですが、なかなか難しいです。

ツリバナ。スケッチでは表現が難しいですが、花がいっぱい咲いていました。
ヘビイチゴ。この時期白い花が多いですから、黄色はなんだか嬉しい(笑)

すでに本州の方は荒れた天気になっていると思いますが、北海道でも明日は風が強くて雨も降るようです。なので明日のぶんの買い物も済ませました。これで明日は家から一歩も出ずに過ごせます。とはいえ、日頃から家の中で済む仕事ですから、あまり変わらないかもしれませんね(笑)

ではまた明日(たぶん)

いわみざわバラ園で展示

今年もいわみざわバラ園で展示をさせていただきます。

6月23日(水)〜7月4日(日) 10時半〜16時くらいまで。

例年通り作品30点ほどと(会期中にも描いているので増えます)、ポストカード、クリアファイル、トートバッグを販売します。

ぜひお越しください。

コバナアザミ(チシマアザミ?)もだんだん花が上がってきました。

今日はカッコーもよく鳴いていました。鳴いているといえば夜9時くらいからトラツグミの鳴き声もよく耳にします。トラツグミって別名、鵺(ぬえ)ですよね。「鵺の鳴く夜は恐ろしい」という映画のキャッチコピーもありましたが、もしそうだとすると、このところ毎晩恐ろしい夜になっていることになります。笛を吹いているような鳴き声なので、もし一人で夜道を迷ってしまったら怖く聞こえるかもしれません。

でも大変なのは当の鵺の方で、あれはメスを呼ぶために鳴いているオスなのだそうですが、朝まで鳴いていることもしばしばです。一晩中鳴いて誰も来ないなんて、とてもかわいそうです。同じオスとして同情を禁じえません。たいへん切ない(笑)

ではまた明日(たぶん)

エゾハルゼミは眠気を誘う

晴れました。久しぶりに快晴と呼べる天気です。そして暖かい。ランニングしてご飯を食べたらただでさえ眠くなるのに、エゾハルゼミがゆっくりとしたリズムで鳴くので、いっそう眠気を誘います。

これはイカンとスケッチに出ました。

期待したズミもハクウンボクもいい花が見つからなかったので、毎年おなじみのオオアマドコロを。

いつも思いますが、葉っぱが炎のようです。

そういえば今日、カッコーの鳴き声も聞きました。新緑は昨日までの雨でいっそう増えて眩しくなっています。いい季節がやってきました。

これでブヨがいなければ最高なんですが(笑)。

ではまた明日(たぶん)