高校生の頃はかなり小説を読んだほうだとは思います。でも最近あまり読めなくなりました。というのも、たいてい主人公が困った目に遭うからです。そういうのってドキドキして「なんとかしてあげたほうがいいんだろうか」という気持ちになります。その後当然「どうしてフィクションで俺が気をもまなければいけないんだろう」と気づき、本を置いてしまいます。先日はカズオ・イシグロの「遠い山なみの光」を断念しました。その前に読んだ「浮世の画家」と「夜想曲集」は最後まで読めたんですが。

日本の小説もほとんど読めません。当たり前ですが、物語というのは主人公が困った目に遭うから結末がハッピーエンドになるのであって、最初からハッピーだったら物語になりません（笑）。だからドラマも全然見られません。

前からそういう他人の困りごとの物語は苦手だったのですが、この頃はそれがいっそうセンシティブになっているような気がします。コロナで世界中でアンハッピーなニュースが多いからかもしれません。遠い国のことでも誰かが困っていると気になります。現実でこんなに困っていることがあるのに、さらにフィクションで困りごとを背負うのはできれば避けたい。

でも村上春樹さんの小説は読めます。どうしてだろう。生活感が僕からかなり遠いキャラクターが多いからでしょうか。

希望する人がみな、早くワクチンを打てるといいなあと思います。

ではまた明日（たぶん）

ランニングが趣味だと困ったことがあります。それはランニングシューズの迷子になるということです。僕のように初心者でちょっと走り慣れたくらいだと、おそらくその迷子度合いが大きいのではないかなと思います。

というのも、各メーカーのホームページやスポーツショップでたくさん情報を得ても、結局じっさいに履いて走るまではよくわからないからです（笑）。もちろんお店で試し履きはしますし、親切なお店だとトレッドミル（ベルトコンベアの上で走るやつです）で走ることもできますが、硬い地面の上を一生けん命走るときとはちょっとちがうんですよね。

百聞は一走にしかず。なんて。

買ってみて使ってみるまでわからないという意味では、画材と同じです。画材もいっぱい買ったなあ。アクリル絵の具とかパステルとか、買って使ってみたけど「なんかちがう」と思ってほとんど使っていないものもたくさんあります（笑）。百聞は一筆にしかず。

でも何ヶ月かして久しぶりに使ってみたら「意外にいける！」ということもあります。それもまた画材とランニングシューズの共通点。

コロナで関東関西で非常事態宣言が出ています。今のところ、展示は予定通り開催いたします。僕はマスクをしない状態で会話をするのが一番危ないと思っています。だから会食は4人以上だろうが2人だろうが危ないです。気をつけましょう。外食するときは1人で行きます。

ではまた明日（たぶん）

バラを描いていて時々困るのは、パーツが多すぎるということです。花びらの枚数だけで他の植物の1株分くらい、またはそれ以上のパーツの数があります。そして「正解」がないというのも難しいところです。それぞれの品種の特徴はありますが、花びらの枚数は絶対にこれ、という数はありませんし、咲き進み度合いによって色もある程度変わります。果たしてどこまで要素を削ってシンプルにしていいのか、いったんわからなくなると迷路を歩いているような気持ちになってしまいます。

今朝もそうなってしまったので、少し距離をおいて別の絵を描くことにしました。

シンプルに動物を描くのは楽しいです。余白の取り方とかはちょっとむずかしいですが。

でも、その後またバラに戻ることはできず、スケッチもできず、今日の絵はこれでおしまい。漁師さんはお仕事として漁に出て、あまり釣れなかったときは同じような気持ちなんでしょうか。仕事しているのに、仕事の成果がない日は不安とガッカリ感とあきらめを混ぜて「明日頑張ろう」というふりかけをかけるしかないですね。

ではまた明日（たぶん）

昨日、今日はすごく風が強かったですね。あまりに強いのでランニングはやめました。うちは田舎なので開けた場所が多くてもろに風の影響を受けます。追い風はいいけど、こんな強さの向かい風を受けたら足が上がっても前に進まないでしょう（笑）。

日差しはあるのに風で肌寒い日でしたが、野草は少しずつ咲いてきました。うれしいですね。

スケッチをするのは楽しいです。なんというか、不思議な喜びのようなものがありますね。

もちろん、関東の展示向けの制作も楽しいですよ（笑）。

ではまた明日（たぶん）

今朝、「ホーホケキョ」と声が聞こえました。そして今日札幌に行ったらもうサクラが咲いていました。早すぎるけど、春が来ています。

というわけで、5月の関東の展示のお知らせです！　例年、まず京成バラ園さん展示をして、その後に花菜ガーデンさんで展示ですが、今年はその順番が逆です。しかも京成バラ園さんは日程が短くなっています。ご注意ください。

花菜ガーデン（神奈川県平塚市）5月11日（火）〜16日（日）
9:00〜17:00（最終日は15時まで）
京成バラ園　（千葉県八千代市）5月18日（火）〜24日（月）
10:00〜17:00（最終日は15時まで）

各会場で30点ほどの新しい作品やグッズを販売します。
新作ポストカードやクリアファイルのほか、トートバッグもありますよ。
藤川は毎日会場にいます。

コロナウイルスの感染者がまた増加しています。会場では消毒用アルコールを設置し、換気につとめます。ご来場される方もマスク着用など、感染防止にご協力ください。
現金以外での決済もご用意しています。

開園状況、開園時間は必ず会場のホームページなどでご確認ください。

さあ、残り20日ほど。頑張ってたくさん作品を用意しますよ。

ではまた明日（たぶん）

本州はバラも咲き始めているというのに、うちはやっとクロッカスです。今年は特に雪が多かったせいもありますね。キバナノアマナもずいぶん葉っぱが出ているので、この後は他の野草も含めて、きっと順調にいろいろ咲いてくることでしょう。

冬は終わった。本当に終わりました。あとはタイヤ交換（笑）。

ではまた明日（たぶん）

今日、北海道に戻りました。さすがに機内はガラガラでした。僕はボリュームの大小に関わらず音が多い場所は苦手なので、その点ではとても助かりました。

さて、次は関東での展示に向けて作品を描きます。

ではまた明日（たぶん）