返り咲きのオールドローズ1

こう見えてもスランプはあるんですよ。正確に言うと、思い描いたような絵がかけないとき。今カレンダーの絵を考えているのですが、月ごとの季節感を出すべきか、そうでなくてもいいのか、そもそも何を描くべきなのか、ずっと試してはため息をつく、ここ数日そう言う状態です。昨晩は夢にまで見てしまいました。

そういうときは、いったん中断して実物に回帰。つまりスケッチですね。

描いたのは一昨日ですが、いわみざわバラ園では現在返り咲きのオールドローズが見られます。

SCN_0018 SCN_0019 SCN_0020 SCN_0021 SCN_0022 SCN_0023SCN_0024

スケッチはたのしいです。イラストでの作品作りは「こうした方がいいかな」という煩悩がつきまといますが、スケッチはあくまで実物ありきですから、自分なりに納得感のある絵ができればそれでいいわけです。上手下手は他人が判断することなので、ここでは意味のないことです。

というわけで、次回に続く。

最近のスケッチ6 コテージガーデン

最近、雨がふらないとどこかに行ってスケッチしたくなります。

というわけで昨日は急遽コテージガーデンさんへ。バラとか宿根草がいろいろ咲いています。

アスターの何か

アスターの何か

イングリッシュローズの何か

イングリッシュローズの何か

これもイングリッシュローズの何か

これもイングリッシュローズの何か

いろいろある中で、一番印象に残ったのは花ではなくインゲン。私はインゲンの食感が苦手(噛むと歯ざわりがキュッとする)ですが、ここのインゲンはそうはなりません。モロッコインゲンともちがう、地場のインゲンのようです。甘くておいしい。そして食べ過ぎて、昨日はお腹が張って苦しくなりました。それくらいおいしい。

畑にはまだたくさんなっていましたから、行ってみて「ちょっといいかしら〜」と聞いてみると良いのではないでしょうか。

最近のスケッチ5 十勝

おととい、十勝に行ったのですが、日帰りで行くもんじゃないなと思いました。朝早く出たにもかかわらず、結局2カ所でしかスケッチできませんでした。

まず大森カントリーガーデン。秋でも見応えたっぷりなガーデンってあまりないような気がします。とても素晴らしいです。また植物それぞれも存在感があって、さすがに生産者さんの作るガーデン、という感じです。おすすめです。

ロニケラ

ロニケラ

ワレモコウ

ワレモコウ

スッキサ プラテンシス

スッキサ プラテンシス

続いて十勝ヒルズさんに行ったのですが、バラを少し描いただけでタイムアップ。

Lady of Sharlott

Lady of Sharlott

十勝までの時間もさることながら、十勝の中での移動がかなり時間を要します。これからはぜったいに1泊以上にしよう、と勉強になりました・笑。

最近のスケッチ4 いわみざわバラ園

秋のバラもそろそろ見頃です。

L.D.Braithwaite, Gentle Hermione

L.D.Braithwaite, Gentle Hermione

イングリッシュローズは安定感がありますね。

Pomponella

Pomponella

「とびだせ!ポンポネッラ」というフレーズがいつも浮かびます。

Hagoromo

Hagoromo

おおぶりなつるバラ。通な方は好まないかもしれませんが、大きくてピンク色なのでだれでもわかるきれいな花です。

Papa Meiland

Papa Meiland

パパメイアン。大きい、赤い。巨匠っていうかんじ。

Mme. Ernst Calvat

Mme. Ernst Calvat

オールドローズもポチポチ咲いています。

Ambridge Rose

Ambridge Rose

この丸っこい感じがいかにもイングリッシュローズ。

 

最近のスケッチ2 白い恋人パーク

秋のイングリッシュローズも咲き始めています。白い恋人パークに行ってきました。月曜日の午前中だったので来園者も比較的少なく(といっても他のガーデンよりはずっと多いですが)、静かに絵を描くことができました。

William Morris

William Morris

Abraham Darby

Abraham Darby

Kathryn Morley

Kathryn Morley

Teasing Georgia

Teasing Georgia

Heritage

Heritage

Tradescant

Tradescant

バラって細い花びらが連続するので、神経を使います。といってもたくさんあるからといって適当にたくさん描くと典型的な「バラ」という形をなぞってしまうので、我慢のしどころです。つぼみや葉や茎の動きも大事にしたいところです。

オールドローズ返り咲き

昨日のトマトイベントで、今年のイベントが一段落着きました。とはいえ、まだ秋は大きなものがいくつか待ち構えています。

本格的な告知は後日いたしますが、今日はさらっとだけ。

藤川志朗大感謝祭

  • 今年ご飯が食べられているのは、ひとえに私の絵を見に来てくださったり、お買い上げいただいたりしている皆さんのおかげです。そういうわけで大感謝祭を行います。持ってきていただいたものにポスカで絵を描いたり、トークショーも行います。もちろん絵の販売もいたします。
  • 札幌市中央区デルガーデンコニファー
  • 9月22日〜23日

京成バラ園で展示

  • とうとう日本のバラのメッカで絵の展示をさせていただくことになりました。いろいろな方のご協力のお陰です。しかも時期は本州で秋バラがとてもきれいな時期。気合を入れて臨まないといけませんね。
  • 千葉県八千代市京成バラ園
  • 10月24日〜11月3日

そのための絵の素材として、バラのスケッチは欠かせません。というわけで久しぶりにバラ園に行きました。目的はローズヒップでオールドローズの小道に行ったのですが、熟すには少し早く、むしろ返り咲きの種類がいくつか咲いていました。

Marie Dermar

Marie Dermar

Mme Isac Pereire

Mme Isac Pereire

Souvenir St. Anne's

Souvenir St. Anne’s

Baroness Rothschild

Baroness Rothschild

Alan

あいかわらず暑いー。とか言っていますが、高校野球と季節は確実に進行しています。

フリーになってこの2つがとても気になるようになりました。編集者時代はサラリーマンで、地下鉄で通勤して主にビルの中で仕事してました。取材に行く時間は季節はそれなりに感じますが、今のように起きている時間全てが季節感に囲まれているわけではなかったです。

そしてサラリーマンなら高校野球は聞けません。というかライターがメインだったらさすがに言葉を聞きながら言葉は書けませんので、ラジオを堪能できるようになったのは絵の仕事がメインになってからです。いやー楽しいですね。聞いているうちに選手それぞれの個性がわかってきて、活躍したりピンチになったりするとドキドキしますね。そして勝ち進む人もいれば敗退する人もいて、「試合があってもなくても次もがんばれよ」なんて…。

今日は準々決勝でした。こないだ開会式だったのに、早いですね。小学生の頃、父に連れられて甲子園に何回か行きましたが、準々決勝は一番見応えがあるといわれたのを思い出します。

さて、いわみざわバラ園でも四季咲きのバラが再び徐々に咲きだしています。早いですね。

Alan

Alan