アスパラ

出てきましたよ。

あちらこちらから

押谷農園のアスパラ畑

今日、早速アスパラを食べました。やっぱりおいしい!そしてアスパラの食べ方はバター炒めが一番最高だと思います。

そして夕方には、ここ数日手のかかっていた仕事が終了。細かい模式図だけでなく人生で初めて似顔絵を描きました。後日詳細をご紹介します。

ところがいつも絵を販売するときに使っている、ニトリのフレームが廃盤になってしまったことが判明! こんなに買っている客(自分)がいるのに、廃盤にするなんて。

でもピンチはチャンス。もっと絵をグッとよく見せるフレームか方法が見つかるに違いありません。

…でもひとまずは今までの在庫を札幌中の店舗に問い合わせなければ!

あずき

大豆は枝豆を食べれば、どんな鞘に何個くらい入ってるのか分かりますが、あずきって知りませんでした。

さやに入った小豆

さやに入った小豆

細長いさやに、いっぱい入っているんですね。知らないことって本当にたくさんあります。

たくさんの小豆

たくさんの小豆

今、カップやお皿に絵を描いています。いわゆる上絵付というやつで、焼きあがった陶磁器に絵を加えるものです。明日か明後日にはご覧いただけると思います。

ところで昨年末ごろから、久しぶりに小説を読むようになりました。美術関係の本や科学系の読物などはそれなりに読んでいたのですが、ストーリー物はなんとなく避けていました。気持ちを動かされるのがいやだったのと、たんに他人の空想に付き合うのが面倒だったからです。でも他に読むものがなくてなんとなく手を出すうちに久しぶりに面白くなりました。といっても、いしいしんじに、円城塔、伊坂幸太郎だけですけど。

いしいしんじという作家さんは12月からの1か月で4冊読みましたが、おそらく初期のものであろう「トリツカレ男」がストーリーとして、一番力んでいないように思いました。短いし気軽な内容なので列車や飛行機などの移動にお勧めです。他の作品も練られたストーリーでおもしろかったのと、おそらく作家ご本人として面白いもの、書く甲斐のあるストーリーを毎回模索しておられる感じがしました。凝ったストーリーを書こうとするとどこかに破たんが発生してしまいますが、「みずうみ」ではそれをすべて受け入れ、もしくは投げ出して別の境地に行かれたように思います。そして作品を追うごとに比喩表現のすごみが増してくるのが面白かったです。

かつて2冊ほど小説を買った事がありますが、円城塔という作家はとても難解です。そのややもすると言葉遊びに陥りかねないところを(おそらく世界水準に達するレベルで)小説にするというのはすごい能力ですね。人情とかしんみり、みたいなものを小説に求める人にはお勧めしませんが、僕はこういう空想と言葉だけできちんと世界を構築するものは小説でも詩でも好きです。「オブ ザ ベースボール」はその中でも難解ではない方だと思いますが、年に1度空から人が降ってくる街を舞台として、バット1本でそのパトロールをする主人公、というのは設定からしてついていける人を選びます。でもなぜか読後感がさわやかというか、前向きな気持ちになるのはなぜでしょう。楽しいですね。

伊坂幸太郎さんは(今頃かい、という突込みが入りそうですが)「フィッシュストーリー」を読みました。重い、深い、というお話ではないのですが、静かに「ほんまかい」と突っ込みを入れたくなるけど嫌みのない読後感でした。こういうストーリーをかけるってすごいですね。 短編集なのでほかにもいろいろな話が入っているのですが、一番おもしろかったのは「サクリファイ」。登場人物たちのかくれた思いがちょっと山本周五郎のそれを思わせる感じで、ちょっとグッときます。どの短編も悪い人が出てこないし、悲しい結末もないところが自分としてはうれしかったです。

22日(土)会場にいます

このところ更新が少ないですね。来週火曜日から上野ファームさんで個展なので、その準備で意外にてんやわんやです。机の上と周辺は蟻地獄。かえってよくわからない例えですね。

桜豆

桜豆

スケッチはちょっと前のですが、初めてきいた名前の豆です。豆はすごく限られた地域でしか栽培されていないものがたくさんあるみたいです。今回の個展では花だけでなく、野菜の絵も展示しますが、その中に豆もあります。

豆は野菜の中でも意外にファンの多いジャンルのようで、自称「マメラー」という方にも出会いました。

あ、そうそう言い忘れました。会場に私が行く日ですが、22日にも行きます。

だから今のところ、18日、22日、12月6日です。もう1日か2日くらい、どこかに追加したいですね。

さて、岩見沢も雪が降ってきました。明日の朝は積もってるかな。みなさんのところではどうでしょうか。

笑いながら籾がらは山を登る

昨日、また農家さんでスケッチをさせてもらいました。

籾摺り(もみすり)といって、機械で籾を籾がらと玄米に分ける作業があり、籾がらのほうは畑に飛ばします(この籾がらのくん炭も後でまた大切になります)。

機械のある納屋からチューブを通って畑へ

機械のある納屋からチューブを通って畑へ

チューブの先には籾がらの山ができます。近くによってみると、こんな感じ。

SCN_0551チューブから出てきた籾がらが、日に照らされてキラキラと登っていきます。どれもみな「キャハハ」と笑いながら山を越えていくようでした。見ていて、とても面白かったです。

だいこんの畑

朝晩冷えますね。すでにストーブを点火した人も多そうです。うちも秒読みな感じ。さて、昨日は畑でスケッチをさせてもらいました。広々とした畑で絵を描くのは本当に気持ちがいいです。

だいこん畑と秋の空

だいこん畑と秋の空

白菜も大きくなっています。

白菜畑

白菜畑

1つ1つはこんな感じ

1つ1つはこんな感じ

たまねぎの収穫

最近、畑で絵を描くのが楽しみになっています。

今日は玉ねぎの収穫におじゃましました。

SCN_0507Lたまねぎって雨が降ると乾かさないといけないので、途中で降ったら、また数日待ってから収穫を再開するんだそうです。

畑も庭も、描けるのはあと1カ月くらい。そう思うと1日1日がもったいない。焦りますね。

 

いね:13日から滝野すずらん公園で展示です

すっかりブログでの告知を忘れていました。9月13日(土)〜23日(火・祝)まで滝野すずらん公園の東口休憩所で展示をします。どうぞお越しください。土日祝日は私も会場にいます。

ただし13日は朝からではなく午後から会場にいます。午前中はいわみざわバラ園で10時から「バラのお絵かき教室」をします。いろんなバラを描き分けるコツをお話します。需要あるのかな。

現在、展示のための作品作りの追い込みや、各地のガーデンやお店においていた在庫の引き取りで忙しいです。もちろんテキストの仕事もあるので、なんやかんやという感じです。

今日はそうした用事の帰りに、まるほり農園におじゃましました。元銀河庭園の園長だった堀内さんがミニトマトとそれでできたジュースを作っています。

ミニトマト、すげーおいしかったです。きっとジュースも相当おいしいことでしょう。

ミニトマト キャロル10

ミニトマト キャロル10。赤や緑のボールがとてもきれい

SCN_0505

稲。今まで何度描いてもうまくいかなかったのが、ようやくそれらしく。うれしい。

SCN_0506

帰りがけに頂いたミニトマト。とても色がきれいだったので、テーブルの上にあけて描きました。