キタコブシの実

宇宙の話が好きなんです。数式を出されるとさっぱりワヤですが、この頃「量子」のイメージがやっとつかめてきました。要するに「粒子」ではなくて、エネルギーの渦(というか同心円状の波?)のようなものなんですね。電子とかクォークとか、光子(「みつこ」ではない)とかもどうやらそうらしいです。そして空間そのものが量子の媒質となって、それらのエネルギーを伝えていき、その最高速度が秒速30万キロメートル…。

おっと。ずいぶんまたややこしいことを書きました。

話は変わりますが、今日はキタコブシの実をスケッチしました。正直申し上げて、コブシはちょっとでも時期を逃すとずいぶん汚れてしまう、更にいうとグロくなってしまいますので、うまく道路際にまだきれいな状態の実を見つけてラッキーでした。そういえばこの木は春にたくさん花が咲いていました。

キタコブシの「実」は普段我々が想像するような、クリやナナカマドなどと違って、複数の実が合着したような形をしています。これらコブシやモクレン、つまりマグノリア類は最初の顕花植物に近いと言われています。有り体に言うと原始的なんですね。でも1個1個が明確に分かれるのが「実」の進化なのかなあと疑問に思うところもあります。

こんな話をしだしたら夜が明けてしまうので、このへんで。

現在私達が見ている動物や植物の姿は「結論」でもないし、「正解」でもないし、そもそも生命って動物と植物があって雄と雌があるのが「あるべき進化」とも思えないので。いや、地球では進化かも知れないけど、地球外生命的にはどうなんでしょう。

あ、また長くなってしまう。

本当にこのへんで。

また明日(たぶん)