自動車教習所の授業の中には、数人でグループになってディスカッションをするものがある。昨日はそれで40才くらいの主婦らしき女性と、大学生の若い女性と、同じグループになった。おおむね授業としてのディスカッションは終わり、話はやがて雑談的に「どうして免許を取ることになったのか」という話題になっていった。主婦の女性の動機は、子どもの習い事の送り迎え。
「子どもが冬は歩いて帰るのはイヤだと言い出したものですから」
ということだった。
そして話題はまたいくつか変わり、大学生の女性の運転について。ディスカッションの前にあった路上運転では、見かけによらずスピードをしっかり出していた。私も、主婦の人も、彼女が出すスピードは免許取得中の女性にしてはちょっと思い切った速さのように感じた。
「スピードに慣れているんですよ」
「どうして?」
「3才からずっとアルペンスキーやってるんです。あれは速いところだと120キロくらい出るんです」
「え? うちの子どもの習い事は、アルペンスキーなの!」