借りてきた描き方

昨日は軽く雪が降りました。今日もまだ気温がプラス3度くらい。期待したほど気温が上がらないのですが、渡り鳥たちは飛んでいます。よくやるなあ、とつくづく思います。

さて今日も絵の制作。画集や絵本などで「おお、これは!」と思ったタッチを見つけると、ついマネをしたくなります。ただ自分の技術でできることには限界があるので、なんでもかんでもできるわけではないのですが、中には「もしかしたらマネできるかも」と思ってしまうものもあります。

が、現実はそう甘くありません。画集や絵本を出す方の技術というのは一見簡単そうに見えても実際はとても難しい。空白の取り方、色の組み合わせなど、ちょっとやそっとでできるものではないのです。でもせめて取っ掛かりくらいのレベルでなにか役に立つ技術があればなあと思ってやってみるのですが、甘いですね(笑)。むりむり。もし仮に近いようなタッチができたとしても、どこか「借りてきた」感は否めません。自分としても「描けた!」という嬉しさはゼロです。

というわけで、結局いつもの描き方に戻ります(笑)

つまりは自分の身体から自然に出る描き方を積み上げたり、ちょっと工夫してみたり、新しい思いつきを取り入れたりし続けるしかないのかなあ。

でもまた明日は明日で、新しい試みをやろうと思っています。

ではまた明日(たぶん)