本当に対照的です

植物はパーツが小さくてたくさんあります。花びらとか葉とか茎とかがいくつもあります。バラなんて花びらだけで数十枚。実際に絵にするときにはシンプルにしたいので、数はできるだけ必要最小限にしますが、それでもいくつもパーツを描かないといけません。でもその分、1つくらいパーツの位置や形を多少失敗しても目立ちません。もちろん自分的には「わちゃー」と思いますが(笑)。

動物を描くときにはそれと本当に対照的です。

パーツはとても少ないです。哺乳類なら4本の足と胴と頭、それと尾があれば形はできます。そこに目、花、口、耳を描き加えれば完成です。ただしその分、1つのパーツの位置がちょっとでもおかしかったり、形が変だったりしてもごまかしがききません。実際、ちょくちょく失敗しては反古となります。すごく緊張感があります。

今日はシロクマを描きました。目の位置がいちばん悩みますし、失敗しやすいです。

そう考えると、植物を描くときも、動物を描くときも、「手数×緊張感」は同じかもしれません。

結局、楽に絵を描く方法はないということですね(笑)。

ではまた明日(たぶん)