花1つで成立する絵

このブログで何度も書いていますが、僕の理想はディック・ブルーナさんのような絵です。花1つでも絵として成立しています。

邦題「花のほん」らしいですが、日本版はありません。

先日NHKの再放送を見ていて、陶芸家の方の作る器は立体だし形も歪んでいるにもかかわらず、1つで成立するという意味では同じだなあと思いました。同じく、日本の現代書道も文字1つで成立することもあり、ああやはり修練を積んだ人だからこそ到達できる制作というものがあるんだと思いました。

僕はそれができなくて、画面の中にたくさんの花を描きます。その中にはまれに「1つで成立してる!」と思うものがあります。しかし同じようにもう一度それを描こうとしても、似ているけど成立していないものになります。不思議です。単にまだまだ修練が足りないせいだと思いますが、何をどうすればその道筋に入れるのかさえわかりません。

さて、明日はいわみざわバラ園の設営です。

ではまた明日(たぶん)