
うちの裏には枯れた柳の木があって、そこによく鳥が来ます。たぶん餌になる虫が多いんだと思います。今日もアカゲラがやってきて、コツコツ叩いていました。時々、くちばしをモグモグさせていたので、うまくご飯にありつけたのかもしれません。
ところで、ありがたいことに僕は絵でご飯を食べられていますが、僕より絵の上手な人はとてもたくさんいるのに、絵で食べていくのが難しい人はものすごく少ないです。時々、その違いは何なんだろうと考えることがあります。日によって答えは違いますが、今日は、身近なものが好きかどうかなのかな、と思いました。親近感のあるものを大事に描けば意外に多くの方に共感を持って絵を見てもらえます。でもどんなに素晴らしく上手な絵でも、自分から遠いものを描いたり、親近感のあるものを自分から遠く離して描いたりすると、見る人はただ「いいね」という感想で終わってしまうのではないでしょうか。
で、ふと我が身を振り返って、親近感のある花でも構図を優先に考えたり、好きな画家に似せて描こうとすると、とたんに自分でもいいのか悪いのかよくわからない絵になります。実際、展示に出しても見る方が素通りすることが多いです。たぶんそれは、自分から遠くなるからではないでしょうか。
現代アートの文脈で、絵をアートマーケットに投げ込みたい人には別の話ですが。
ではまた明日(たぶん)