忌野清志郎

忌野清志郎が死んだ。私はとりたてて熱狂的なファンでもなかったが、演劇の脚本を書き始めた当時、「RCサクセション」ベストを聞いてモチベーションにしていたので、彼には感謝の気持ちを持っていた。
素直だなあ、というのが忌野清志郎の詞と楽曲に対する偽らざる感想で、おまえはその素直さをどう脚本で出せるかが問われている気がした。今も問われている気がする。ついこないだも、何の偶然か、仕事からの帰り道に「スロウバラード」を口ずさんだばかりだった。そしてその素直さで仕事ができているか、物語を作れているかを問われているような気がしていた。
答えからいうと、できていない。できていないから問われているのだろうと思う。

さて、清志郎は死んでしまった。
もういいかげん、自分は自律的に、素直になるべきなのだろう。