今日は必要があってチューリップの花型を描く練習をしました。

こうして描くと、やはりチューリップってすごいなあと思います。
僕が何も考えずに描いてもちゃんと絵になるし、何より咲いた姿は花に興味がある人もない人も全員楽しめます。
バラだとはじめは感動しても違いがわからないとみな同じに見えて飽きてきます。宿根草ガーデンだとそもそも理解する人を選びます。その点チューリップはどんな人も疎外しない。誰もがここを自分の場所だと思える、そんな花だと思います。
現代美術や陶芸の世界のような「わかる人にはわかる」ガーデンもいいですが、わからない人には疎外感を与え、疎外感を感じた人は必ず対象を否定します。花でいっぱいの宿根草ガーデンで、奥さんにつれてこられたらしき中年男性が「何も咲いてない」と言っているのを横で聞いたことも何度かあります。
年を取って現代のお笑いがわからなくなると「今のテレビは馬鹿騒ぎでつまらない」と言ったりするのと同じで、相手から疎外されたら逆に相手を否定することで精神の安定を保とうとするのが人というものだろうと思います。
そういう意味でも、チューリップのように誰が見てもきれいだ、素敵だ、可愛いと感じさせ、一人も置いてけぼりにしないって本当にすごいと思います。
ではまた明日(たぶん)