天王寺公園と宝塚ガーデンフィールズのバラ

一昨日、ちょうど関西はバラの時期でどこでもバラが咲いていました。

天王寺公園というのは、私が子供の頃は無料で、天王寺名物の楽しいおじさんがいっぱいいたものですが、いまはそういう人を追い出すために有料化になっています。
LClを中心にランブラーを加えてけっこうバラが咲いていました。酒で喉が焼けたおっさんが「よう咲いとる」といって喜んでいるのを見ると、やはりバラってすげーな、と思います。

スパニッシュ・ビューティ。だらしない風情なのに花がかわいらしいピンクというミスマッチ感に色気があります。

宝塚ガーデンフィールズではランブラーローズが多く入っていて、あと数日後がたぶんマックスだったと思いますが、これはこれでよかったです。

ブラッシュ・ランブラー。顔はやさしい野バラですが、その後ろにたくさんのつぼみを弾丸のように用意していて、「やる気になったらいつでもいくよ」という覚悟に怖さを感じます。
アルベリック・バルビエ。顔は洋風なのに葉はサザンカとかツバキで見るような庶民的和風。ルーシー・リューみたいな、ハリウッドで成功した東洋人といったところでしょうか。
ブルー・ランブラー(ファイル・フェン・ブラウ)。ドイツの人なので話が合うかどうか心配していたら、意外に価値観が似通っていて、そのうえ優しい人で安心した、という印象。

まだいくつか描きましたが、きりがないのでいずれ個展のなどで。

あまり積極的に情報は集めていないのでよく知りませんが、けっきょく宝塚ガーデンフィールズは今年いっぱいでクローズなのでしょうか。
存続を願うなら、こまめに通って入園料を払ってあげるしかないと思います。
行ったのが月曜日だということもありますが、そんなに多くの人は来ていませんでした。